この試合での完投勝利は今季2度目であり、チームの完投数は合計19に達した
試合の中盤、無得点が続く中で、5回に先頭打者の水野達稀選手が隅田知一郎投手からチーム初安打を放った
その後、2アウト2塁の場面で、1番バッターの水谷瞬選手がレフトスタンド中段へ9号の2ランホームランを打ち、先制点を挙げた
先発投手の達孝太投手は、6回までにわずか1安打に抑える圧巻のピッチングを展開
しかし、7回にネビン選手に一発を浴びて1失点を喫した
それでも彼は9回を投げ抜き、2安打6奪三振2四球の好成績を収め、今季2度目の完投勝利を果たした
この勝利により、達投手は今季開幕からの無傷の6連勝をマークし、デビューからは無傷の7連勝となった
リーグの首位を走る日本ハムは、今季早くも50勝に到達し、他球団を圧倒する完投数を記録している
達投手の他にも、伊藤大海投手、金村尚真投手、北山亘基投手がこのシーズンに4回の完投を達成しており、加藤貴之投手と山﨑福也投手が2回、台湾から来た古林睿煬(グーリン ルェヤン)投手が1回の完投を記録している
日本ハムの完投数は、パ・リーグで他に西武とオリックスの4回に対し、セ・リーグでは広島が9回で最多だが、いずれも2桁には達していない
試合後のヒーローインタビューで達投手は、「完封したかったので悔しい」とネビン選手に打たれたホームランを悔やむ一方、次戦に向けては「150キロが最後に出るなら、もっと早く出せたはず
次は完封を狙いたい」と力強く意気込みを述べた
日本ハムの達孝太投手の躍進は、チームの成績にも大きく寄与しています。特に、完投勝利を二度達成したことは、その安定感を証明しており、チームの勢いを感じさせます。彼のような若手投手が台頭することで、リーグ全体の競争が激化し、ファンにとっても楽しみなシーズンとなるでしょう。
キーワード解説
- 完投とは?:ピッチャーが試合のすべてのイニングを投げきり、交代することなく完結することを指します。
- 奪三振とは?:ピッチャーが打者をアウトにする際、相手がボールを振らずに三振に仕留めることを言います。三振を奪うことはピッチャーの能力を示す重要な指標です。

