深沢鳳介、約1年半のリハビリを経て復帰 夢の一軍登板を目指す

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“ハマの精密機械”と称される深沢鳳介選手が、473日ぶりにマウンドに復帰した

彼は専修大学松戸高から横浜DeNAベイスターズに入団して4年目、右肘のトミー・ジョン手術を受けた後の実戦復帰を果たしたのだ

この手術は、肘の靭帯を再建する治療法で、通常、肘の外側の靭帯が損傷した選手に行われる

そのリハビリ期間は長期におよぶが、深沢はその道のりをどのように過ごしたのか、振り返る

復帰戦の感想と今後の展望

深沢は6月12日、イースタン・リーグのロッテ戦に登板し、約1年3カ月ぶりに実戦のマウンドに立った

「投げられたことが嬉しかった

そして、怪我なくマウンドを降りられて良かった」と深沢は嬉しさを語った

復帰戦では1イニング投げて2安打1三振1四球の成績を収めた

彼は「投げてみて、思ったよりも変わっていないと感じた」と振り返り、今後の試合にも意欲を示した

苦しいリハビリ生活

昨シーズン、深沢は期待されていた選手だったが、オープン戦で右肘に違和感を覚え、その後の診断で肘の内側側副靭帯が断裂していると判明した

この診断により、彼はトミー・ジョン手術を受けることとなった

手術後、リハビリは辛いもので、痛みとの戦いだったが、深沢は仲間やコーチからのサポートを受け、日々口を開いて前向きに取り組んだ

先輩たちからの支え

深沢は、同じ道を歩んできた先輩たちから多くのアドバイスを受けた

「肘を気にしすぎると後々、肩に影響が出る」との言葉を受け、トレーニングに励み続けた

また、リハビリ中はチームメイトたちが彼の状況を気にかけてくれたことで、励まされたと語る

新たな目標に向けて
復帰を果たした深沢は、現在も一軍登板を目指して準備を進めている

「結果を出して一軍に上がり、活躍したい」という思いが、彼を駆り立てている

リハビリ中、深沢の存在は力強いモチベーションとなる同級生、小園健太との競争が、さらに彼の意欲を高めている

深沢鳳介選手の復帰は、多くのファンにとって喜ばしいニュースであり、彼の努力と意志の強さを象徴しています。リハビリの厳しさを経験しながらも、仲間やコーチからの支えを受けてきた彼の姿勢は、同じような道を歩む選手たちへ勇気を与えるものです。今後の活躍が楽しみです。
キーワード解説

  • トミー・ジョン手術とは? 肘の靭帯を再建する手術で、主に投手に行われる治療法である。手術により、再び高いパフォーマンスを発揮することを目指す。
  • 靭帯とは? 関節を安定させるための組織で、筋肉や骨を結びつける役割を持つ。靭帯に損傷があると、関節の動きに制限がかかる。
  • リハビリとは? 怪我や手術からの回復を目指し、身体機能の改善を図るために行われる治療やトレーニングのこと。初期段階から徐々に強度を上げていく。

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