プロ野球・ロッテの新人・宮崎竜成が成長を遂げる中での試行錯誤

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ロッテのドラフト2位選手である宮崎竜成選手が、プロ野球での生活を振り返りながら自らの成長を語った

今年、試合が続く中で環境に慣れ、自分のパフォーマンスが上がってきたという宮崎選手

彼の打撃スタイルが多様化していることが注目されている

試行錯誤の打撃フォーム

最近の試合で見られる宮崎選手の打撃フォームは多岐にわたる

初球からノーステップ気味で打ったり、足を上げたフォームで打ったりしており、さらに7月5日のヤクルト二軍戦ではバットを寝かせたフォームからノーステップで打つという新たな試みを見せている

これは、投手の球速や球種に応じたタイミングを変えることで、打撃の質を向上させようという工夫だと考えられている

ストレートへの対応

宮崎選手は、自身の打撃が前年よりも向上したと感じている理由について、「ストレートの質や球速が上がっている」と語っており、対応できるよう試行錯誤を続けている

特に、開幕二軍スタートから5月に一軍昇格し、その後抹消された経緯を振り返り、「真っ直ぐが前に飛ばなかった」という経験を元に、打撃コーチと相談しながら、自信を持ってストレートに対応できるよう取り組んできた

プロ初安打の取得

7月8日に再昇格後、宮崎選手は日本ハム戦で速いストレートに挑み、その課題に対応する自信を掴んだ

7月9日の同試合で、初球のカットボールをセンター前に運ぶことで、プロ初安打をマーク

さらに12日の西武戦でも、スライダーをセンター前に弾き返し、2試合連続安打を達成した

これに対して宮崎選手は、「チャンスは少ないかもしれないが、そのチャンスをモノにできるよう準備している」と意気込みを語った

宮崎竜成選手の取り組みはプロとしての成長を実感させるものです。彼は打撃フォームの多様さやストレートへの対応に試行錯誤しながら臨んでおり、その姿勢はプロの厳しさを学び続ける姿といえるでしょう。プロとしての経験を積む中で、さらなる進化が期待されます。
キーワード解説

  • ノーステップ:バッティングにおいて、足の動きを最小限に抑えてスイングするスタイルで、タイミングを遅らせずにボールを捉えることを目的としています。
  • ストレート:野球で投手が投げる最も基本的な球種で、直球とも呼ばれ、速くて力強いボールです。バッターはこれに上手く対応することが求められます。

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