中日、延長戦で阪神を下しゲーム差を縮小

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■プロ野球 阪神 2-3 中日 延長11回 (15日 甲子園)中日はセ・リーグの首位に立つ阪神との熾烈な戦いを制し、38勝44敗2分で借金6にとどまりました

また、4位の広島とのゲーム差が「0.5」に縮まりました

試合は2-2で迎えた延長11回、阪神の6番手・島本に対し、1死から細川が左中間へ二塁打を放つと、続いて代走の尾田が投入されました

続くボスラーがフルカウントからセンターへ適時二塁打を放ち、これが勝ち越しとなりました

最後は11回裏に清水が試合を締め、勝利を収めました

今回の試合で10回裏に2番バッターからの好打順を三者連続三振に斬った投手勝野は、4勝目を挙げました

また、清水は今季3セーブ目を記録しました

スタメン野手は2試合連続で同じオーダーとなり、1番センターには岡林、2番セカンドには田中、3番ライトにはブライト、4番レフトには細川、5番ファーストにはボスラー、6番サードには佐藤、7番ショートには山本、8番キャッチャーには石伊が名を連ねました

中日打線は、阪神戦32イニング無失点中の先発・髙橋に対し、初回に2死からブライトが二内安打を放ちましたが、細川が三ゴロに倒れて得点には結びつきませんでした

一方、右肩のコンディション不良で離脱していた先発・柳裕也(31)は約3か月ぶりに一軍に復帰し、5先発目での登板となりました

この日は1勝1敗、防御率は0.72としていました

入場者は多かった甲子園球場では、初回に柳が2死から森下に左前安打を許し、さらに佐藤輝に四球を与えると、続く大山に左翼線へ適時二塁打を浴び、早くも0-1と先制を許しました

しかし、打線は続く4回に逆転劇を演じます

先頭のブライトが中前安打で出塁すると、細川は四球を選び、ボスラーの後は佐藤のセーフティースクイズが効果的に決まり、満塁に

しかし、最終的には山本が右前へ運び、licht-処理の間に2人が生還し、2-1と逆転

試合の流れが中日側に傾いたことで、柳は大崩れせず、5回113球を投げ、被安打4、奪三振4、与四球4、与死球1の成績で1失点(自責点は1)を記録し、勝利投手の権利を持って降板しました

続く6回は、2番手・齋藤が7番からの下位打線を7球で無得点に抑える活躍を見せ、更に試合は延長戦へ突入

今回の中日対阪神戦は、特に延長戦での緊張感が印象的でした。両チームともに投手戦となり、柳選手の復帰登板が成功したことも勝利につながった要因です。中日の打線も活発で、しっかりと得点を重ねられました。」
キーワード解説

  • 延長戦とは?野球の試合で、9回を終えて同点の場合、もう1イニングずつ追加していく形式の試合を指します。
  • セ・リーグとは?日本プロ野球のリーグの1つで、東京読売巨人軍、横浜DeNAベイスターズ、阪神タイガースなどが所属しています。
  • 防御率とは?投手がどれだけ失点を抑えられたかを示す指標で、小さいほど優れた性能を表しています。

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