阪神、高橋遥人の粘投も実らず中日に接戦の末敗北

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 2025年7月15日、甲子園にて行われたプロ野球セントラル・リーグの試合で、首位を走る阪神が中日に延長11回の末、2−3で敗れ、連勝は2でストップした

この試合では、阪神の先発投手・高橋遥人選手が昨年10月以来のマウンドに立ち、6回を投げ4安打2失点(自責点1)という安定した投球を披露したが、チームは勝利を掴むことができなかった

 試合は2−2で迎えた延長11回、阪神は5月以来一軍に復帰した中継ぎ投手・島本を投入した

しかし、一死後に中日の4番・細川選手、5番・ボスラー選手に連続二塁打を浴びてしまい、勝ち越しを許した

試合の前半では、阪神の中継ぎ陣が無失点リレーを続けていたが、島本の登板時に pivotal moment(試合の転機)を迎えた

 藤川球児監督は「他の投手が十分に頼れるという判断のもとに島本を起用しました」とし、島本に対する評価も込め「中継ぎ陣は必死に応えていました

全体で1失点という点は意義があり、戦い続けることが重要です」と語った

 高橋遥人投手は、4回に自身のエラーから一死満塁のピンチを招くも、安定した投球に努め、以降は相手打線を抑え込んだ

藤川監督も「長いリハビリを経て素晴らしいボールを投げていました

ゲームを意識して日々の練習を行うことが重要です」と辛口のコメントを残した

 この試合により、中日は今季阪神に対して5勝6敗となり、他のセリーグ5球団の中で唯一阪神に負け越す結果となった

この試合は阪神の先発・高橋遥人選手の復帰登板という点でも注目されましたが、チームが勝てなかったのは悔やまれます。延長に突入した中での島本選手の登板は賭けであり、その結果が出てしまったのは残念でした。今後の試合に向けて、選手たちがどのように立ち直るかが鍵となるでしょう。
キーワード解説

  • 粘投とは?:投手がピンチに陥っても冷静に投球を続け、失点を最小限に抑える投球を指します。
  • 中継ぎ陣とは?:試合の中盤で先発投手からバトンを受けて投げる投手たちを指し、ゲームの流れを左右する重要な役割を担います。
  • 自責点とは?:投手が被安打で失った得点のことを言い、エラーによって失点が生じた場合は自責点には含まれません。

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