試合は延長戦にもつれ込み、最終的に阪神は2-3で敗れたが、好投を見せた高橋は自身の復帰戦に一定の手応えを感じた
試合中、高橋は6回を投げ、4安打、2失点という内容で、特に自責点は1に留まった
これは先発投手としての重要な指標である「クオリティースタート」と呼ばれるもので、6回を投げて3失点以内に抑えることを意味する
初回から150キロを計測する直球を投げ込み、3回まで無失点に抑えた高橋
しかし、4回には安打と四球、さらには自身の失策から一死満塁のピンチを迎え、その後、山本選手に適時打を許す結果となった
この回で2点を失ったが、その後も粘り強い投球を続けた
高橋は昨年11月に受けた「左尺骨短縮術後に対する骨内異物除去術」を経て、待望の一軍復帰を果たした
6月18日のウエスタン・広島戦で実戦復帰を果たし、その後の3試合では無失点という成績を残していた
また、今季は過去の故障による手術の影響もあり、さらに手術を行うリスクを取ってプレートを除去する選択をした
これによって、高橋は昨シーズンとは異なる安心感を持ってマウンドに立つことができた
この日は、高橋を支えてくれた横山雄哉氏(31)がスタンドに観戦に訪れており、互いに故障を経験した戦友としての絆が再確認された
横山氏は高橋の努力を「全てを野球にささげている」と称賛した
今後の登板予定は未定だが、高橋の復帰が阪神にとって強力な武器となることは間違いない
苦難を乗り越えた彼の投球が、今後のシーズンにおいてどのようにチームを盛り上げるのか、ファンの期待は高まる
高橋投手の登板は、復帰までの道のりの苦労を物語るものであり、今後の成長が期待される。彼の努力と復活の姿勢は多くのファンに勇気を与える。
キーワード解説
- クオリティースタートとは?
- 左尺骨短縮術とは?

