阪神・高橋遥人が295日ぶりの1軍登板で好投、復活の兆しを見せる

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(セ・リーグ、阪神2-3中日=延長十一回、11回戦、中日6勝5敗、7月15日、甲子園)全虎党が待ちわびた阪神・高橋遥人投手(29)が、295日ぶりに1軍公式戦に復帰した

全力投球で6回4安打2失点(自責1)の好成績を収め、超満員の甲子園の舞台で投げる喜びをかみしめた高橋選手は、試合後に「久しぶりの甲子園のマウンドでしたけど、まずは投げることができたのがよかったです」とコメントした

高橋投手は過去2年に渡り、さまざまな怪我からの復帰を目指してきた

2022年に行った左肘内側側副靱帯再建術(通称トミー・ジョン手術)や、2023年6月に受けた左尺骨短縮術は、特に大きな手術であった

この手術は、骨を短くすることで肘にかかる負担を軽減し、投球を可能にするものです

昨年の途中で復帰し、4勝1敗、防御率1.52という素晴らしい成績を残したが、左腕に埋め込まれたプレートが原因で再度手術を受け、リハビリ生活に戻ることとなった

復帰戦では、初回から最速150キロを計測し、3回までは無失点を達成

しかし、4回には自身の失策が絡みピンチを広げ、逆転を許す形に

ただ、その後は冷静な投球を続け、6回を投げ抜く

勝ち負けはつかなかったものの、復活を強く印象づける81球が投げられた

藤川監督も「ボールはすごく戻っているし、長いリハビリだったと思いますけど、素晴らしいボールがいっていた」と評価した

次回登板については未定だが、高橋は「ここまでいろんな方にサポートしてもらい、試合で投げるところまで来ることができました」と再出発を決意している

高橋遥人の復調は、阪神タイガースにとって大きな助けとなる可能性があり、今後の試合に期待が集まる

高橋遥人選手が295日ぶりに1軍に復帰し、見事なピッチングを披露しました。彼の復帰は多くの阪神ファンにとっても嬉しいニュースで、特に彼が何度も手術を経て、ここまで来たことは称賛に値します。今後の彼の活躍がチームにどのように貢献するのか、期待が高まります。
キーワード解説

  • トミー・ジョン手術とは?左肘の靱帯を再建する外科手術のことを指し、投手が行うことが多い。この手術は肘の故障を改善し、再び投げられるようにするために行われる。
  • 左尺骨短縮術とは?左手首から肘にかけての骨を短くする手術で、肘への負担を軽減するために実施されることがある。投手にとっては重要な手術の一つである。

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