DeNAはこの試合で2連勝の後、借金が2になり、シーズンの行方に暗雲が立ち込めている
試合経過と投手のパフォーマンス
先発したDeNAのトレバー・バウアー投手（34）は、この試合でも勝利を逃した打線が先制すると直後の1回、1死から大盛選手に中前打を許し、その後、盗塁される苦しい展開となった
さらに、4番のファビアン選手との対決で、149キロの直球が暴投となり、試合が同点に
バウアーはその後持ち直し、見逃し三振を奪ったものの、この日は6回を投げて4失点と厳しい内容が続く
広島打線の工夫と得点力
広島打線は、前日の試合で16試合連続3得点以下という深刻な得点力不足に直面していたが、この試合でその流れを断ち切った先制したのは1回、桑原選手の右前打、さらに蝦名選手の犠打、佐野選手の中前適時打が続き、計2点を先制した
広島の三浦監督は試合前に「先制点は常に意識している」と語っており、その戦術が実を結んだ
今後の展望
今回の勝利は広島にとって重要な一歩だが、DeNAの動向にも目が離せないバウアーは昨年からの不調が続き、今後どのように復調するかが注目される
それに対抗するためには、DeNA打線は一層の奮起が必要だ
今回の試合展開は、広島にとって大きな意味を持つものでした。掴んだ勝利は、チームの自信につながるでしょう。一方のDeNAは、バウアー投手の調子がさらに大きな課題として浮き彫りになりました。この先、どれだけ修正できるかが問われるでしょう。
キーワード解説
- 暴投とは？：投球中にボールが捕手のミットを外れ、バッターや走者に影響を与えること。
- 適時打とは？：得点につながるヒットで、特に走者が得点する場面で放たれる打球のこと。
- 先制点とは？：試合の初めに最初に得点すること。先に得点することで相手にプレッシャーをかける効果がある。
