ソフトバンク、井上朋也のサヨナラ打でオリックス戦勝利を収める
2025年7月16日、タマスタ筑後で行われたプロ野球の試合において、福岡ソフトバンクホークスがオリックス・バファローズを2-1で下し、シリーズ勝ち越しを果たしましたソフトバンクの先発、前田純投手は初回に得点圏で走者を背負うも、クリーンナップを連続三振に抑え、ピンチをしのぎます
前田投手は、回転数の多いストレートを武器にし、打たせて取るピッチングで試合をリード
4回までわずか2安打に抑える好投を見せました
一方、ソフトバンクの打線も4回、初回先頭打者の笹川吉康外野手が四球で出塁し、続く秋広優人内野手が適時二塁打を放ち、先制点を奪いました
しかし、試合が動いたのは5回、前田投手が横山聖哉内野手に右前打を許し、その後も外野手が打球処理に手間取ったことから、同点に追い付かれる不運な形となります
前田純は6回までに98球を投げて、5安打無四死球4奪三振1失点の成績で降板します
7回からは木村光投手、宮崎颯投手、アレクサンダー・アルメンタ投手が無失点リレーを展開し、試合を締めくくるような展開となりました
試合が進む中、9回には相手投手の入山海斗が乱れ、3四球を与えて2死満塁のチャンスを迎えると、井上朋也内野手がサヨナラ適時打を放ち、ソフトバンクが3連勝を飾りました
オリックスの先発投手、齋藤響介の成長
オリックスの齋藤響介投手は、5回103球を投げ2安打4四球6奪三振1失点の成績今季初めて100球を超え、毎回の三振を奪う成長が見られましたが、コントロールには課題が残る結果となりました
オリックス打線は散発の5安打に抑えられ、特に9回に登板した入山が痛恨の3四球を与えてしまいました
楽天、荘司康誠の快投でDeNAに勝利
同日、もう一つの試合では東北楽天ゴールデンイーグルスが横浜DeNAベイスターズを2-0で抑え、勝利を収めました先発の荘司康誠投手は、初回から好調で、3者凡退に打ち取ると、その後も要所を押さえる投球で無失点を続けました
3回には山田遥楓内野手とワォーターズ璃海ジュミル内野手の安打でチャンスを作り、相手の失策も絡んで先制点を奪います
荘司投手はその後、4回、5回も3人で退け、最後までしっかりと守り抜き、6回を81球で4奪三振無失点
楽天は8回に小森航大郎内野手の適時打で追加点を奪い、9回を泰勝利投手が締めくくりました
荘司はこの日、今季3勝目を挙げました
今回の試合では、井上朋也選手が重要な場面でのサヨナラ打を決め、チームを勝利に導きました。また、前田投手や荘司投手の素晴らしいピッチングも試合の流れに影響を与えました。両チームともに次の試合に向けた課題が明らかになったと思います。
キーワード解説
- サヨナラ打とは?試合の最終局面で決勝点を挙げる安打のことを指します。この打撃によってチームの勝利が決まるため、選手にとって非常に重要な役割を果たします。
- 先発投手とは?試合の最初からマウンドに立つ投手のことで、チームが勝つためには先発投手の出来が大きな鍵となります。
- コントロールとは?投手が投球を投げる際、ボールを狙った場所に投げる技術のことです。コントロールが良い選手は、打者を抑えるにあたり有利です。

