日本ハム石井、一夜にして「ピン・グリフィーJr.」の名をほしいままに

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<西武1-10日本ハム>◇7月16日◇ベルーナドーム 日本ハムの内野手・石井一成選手が、メジャーリーグの伝説的選手ケン・グリフィーJr.のスタイルを模倣し、圧巻のパフォーマンスを見せた

石井、一夜にして「ピン・グリフィーJr.」の名をほしいままに

試合は日本ハムが西武を10対1で下し、チームは4連勝を達成

特に注目を集めたのは、石井選手の4安打2打点の活躍で、彼の背筋を真っ直ぐ伸ばした打撃フォームが功を奏した

元々猫背気味であった打撃スタイルからの改良は、元メジャーリーガーのケン・グリフィーJr.に由来している

新庄監督直伝の「ピン・グリフィーJr.」打法

新庄監督からの指示で、石井選手は約1週間前にグリフィーJr.のスイングの映像を送られ、「かっこよく打席に入って欲しい」と伝えられた

石井選手は「その次の日から『ピン・グリフィー・ジュニア』になった」と話し、その結果、8日から出場した7試合で14安打を記録した

チームの勝利に貢献

この日、石井選手は1回に先制の適時二塁打を打つと、続いて3回には適時三塁打、4回には右前打でサイクル安打に王手をかけた

観客席からは「ホームラン、ホームラン、一成!」と声援が飛び交い、チームメイトからも「グリフィー、行け!」の声が聞かれた

今後の期待
結果的には8回の打席で三振に終わるも、石井選手のバッティングはチームにとって非常に効果的であった

新庄監督は「他の選手たちが『ホームランか三振や』って言っていたので、案の定、三振」と笑いながら振り返ったが、それでも石井選手の“ピン・グリフィーJr.”のような打撃スタイルが、今年のチームに革新をもたらすと期待されている

石井選手の活躍を見ていると、選手自身の努力と指導者からのサポートが如何に重要かを再認識させられます。新庄監督のように若手選手を育てる姿勢は、現代のプロ野球において求められるスタイルかもしれません。
キーワード解説

  • サイクル安打とは?:サイクル安打は、選手が1試合中に単打、二塁打、三塁打、ホームランの4種類すべてのヒットを打つことで成し遂げられます。この偉業を達成すると、その選手は特に注目され、記録としても残ります。
  • メジャーリーグとは?:メジャーリーグ(MLB)は、アメリカとカナダで行われるプロ野球リーグで、世界中で最も権威のあるリーグの一つとされています。数多くの野球ファンが注目し、数々のスター選手が存在します。

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