阪神・近本、苦手克服の兆しを見せるも中日に完敗

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(セ・リーグ、阪神0-6中日、12回戦、中日7勝5敗、16日、甲子園)阪神タイガースは中日ドラゴンズに完敗を喫し、スコアボードにはなんとゼロが並ぶ結果となった

この試合で注目されたのは阪神のリードオフマンである近本光司選手である

試合前にスコアラーから「中日戦で打っていないよ」と指摘された近本は、これを特に深く考えることなく、前を向く姿勢を見せた

中日の先発ピッチャー高橋宏選手を相手に、第3打席まで無安打に終わっていた近本だが、15日の試合でも5打数無安打という苦戦を強いられていた

しかし、7月には月間打率・368(57打数21安打)という好調を維持しており、チームの切り込み隊長としての役割を果たしている

しかし、セ・リーグで唯一苦手とするのは、中日の投手陣である

彼の対中日戦のチーム別打率は189(53打数10安打)で、これはリーグ最低を記録している

さらに、チーム全体も中日に対しては5勝7敗と負け越しており、今季においては中日に勝つための道筋が見えにくい状況にある

それでも、近本は九回の1死の場面で迎えた第4打席で、高橋の変化球を中前に弾き返すヒットを放つ

この一打について、阪神の小谷野1軍打撃チーフコーチは「全く問題ない」とし、最後のヒットを評価した上で次の試合に向けた意欲を示した

試合後、近本自身も「チームとしても中日にあまり勝っていない

明日は勝ちたい」と静かに闘志を燃やしている

これまでの苦手を少しでも克服できたという兆しを感じさせる一打は、次の勝利への道のりを切り開くきっかけになるかもしれない

阪神・近本選手が中日戦で見せた一打には、特別な意味があると感じます。苦手とされていた相手ピッチャーからヒットを打ったことで、次の試合に向けた自信がつくのではないでしょうか。チーム全体として中日に勝つことが課題となっている中、彼の改善が一つのきっかけになることを期待したいです。
キーワード解説

  • リードオフマンとは?:チームの先頭打者のことで、試合の流れを変える役割があります。
  • 打率とは?:ある選手が打席に立った回数に対し、ヒットを打った回数の割合を示すもので、選手の打撃力を表します。
  • 変化球とは?:直球以外の球種で、速さや軌道を変えることでバッターを惑わす投球技術の一種です。

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