エルビン・ロドリゲス、オリオールズに移籍 メジャーでの挑戦続行

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オリオールズは16日(日本時間17日)、ヤクルトでプレーしていたエルビン・ロドリゲス投手(27歳)の獲得を発表しました

彼はブルワーズからウエーバーを通じて移籍が決まりました

エルビン・ロドリゲスは、“Eロッド”の愛称で親しまれ、多くのファンに支持されています

ロドリゲスは今季ここまで6試合に登板し、防御率は8.68と苦戦していました

防御率とは、投手が被打率の中で与えた得点の平均を示すもので、その数値が低いほど優れた投手とされています

彼は9日にDFA(Designated for Assignment、いわゆる40人枠から外す措置)となる憂き目に遭いますが、オリオールズ移籍後は傘下のマイナーリーグ3Aノーフォークに登録されました

ロドリゲスはドミニカ共和国出身で、2022年にタイガースからメジャーデビュー

初年度は7試合登板(先発5試合)で0勝4敗、防御率10.62という悔しい成績に終わりました

このシーズン終了後には自由契約となり、23年にはレイズとマイナー契約を結ぶもののメジャーでの出場は1試合のみでした

7月には再び自由契約となり、その直後にヤクルトと契約を結びました

来日1年目にはシーズン途中からの加入ながら7試合(先発6)で1勝5敗、防御率4.09を記録

また、昨季は中継ぎとして登板し、32試合(先発1)で1勝1敗、1ホールド、8セーブ、防御率1.80と見事な成績を残しましたが、今季はブルワーズと1年契約を結ぶも苦戦を強いられた結果、ついにオリオールズ行きとなりました

ロドリゲスはメジャー通算で14試合(先発7)に登板し、勝ち星が得られない状況が続いています(0勝6敗、防御率9.23)

今後はオリオールズでの活躍が期待されます

エルビン・ロドリゲス選手のオリオールズへの移籍は、彼のキャリアにおいて新たな挑戦となります。しかし、これまでの成績を見ると、メジャーでの厳しい競争に直面していることは明白です。オリオールズで再起を図る彼の今後に注目したいところです。
キーワード解説

  • DFAとは?DFA(Designated for Assignment)は、選手をメジャー40人枠から外すための措置で、選手が他のチームに移籍するか、マイナーリーグへ降格する可能性を示します。
  • 防御率とは?防御率は、投手が1イニングあたりに与える平均的な自責点を表す指標で、数値が低いほど優れた防御を示します。

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