多摩川ボーイズ、ジャイアンツカップ東京予選で苦しい後半戦を経て出場権を獲得

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◇第十九回全日本中学野球選手権(ジャイアンツカップ)東京予選 ▽第3代表決定戦 多摩川ボーイズ4―3江戸川南ボーイズ(7月13日・江戸川南ボーイズ八街グラウンド) ジャイアンツカップ(正式名称:全日本中学野球選手権大会)は中学生の野球チームによる全国大会であり、全国規模での力を試す貴重な機会です

2025年の大会に向けて、東京地区予選が行われ、32チームが出場しました

その中で、多摩川ボーイズは初めて大会に出場するチームとして注目を集めています

多摩川ボーイズは、江戸川南ボーイズとの激戦を制し、東京地区の第3代表として大会出場権を手に入れました

試合は非常に接戦で、江戸川南ボーイズも第2回連続出場を目指していましたが、わずかに及びませんでした

試合の終盤、江戸川南ボーイズは2点を返し、7回1死満塁という絶好のチャンスを迎えました

2番打者の近藤陽太(3年)が二塁ゴロを打ち、一塁へ必死に走りましたが、結果は併殺となり、夢の続きは叶いませんでした

高木樹主将(3年)は「失点に繋がったエラーが悔やまれる

自分たちの野球ができなかった」と振り返ります

坂本直之監督(47)は「ここまで来られたが、実力を最大限引き出せれば、より良い結果になっていたかもしれない

しかし、夢を見せてあげたかった」と無念の表情を浮かべます

それでも、期待を寄せる選手として、近藤選手がこの日2安打を記録したことを讃えました

試合後、近藤選手は涙ながらに「監督からの言葉は嬉しかったけれど、もっと打ちたかった」とコメントしました

来る8月に行われる東北選抜大会が彼にとって最後の試合になり、「全力で楽しむつもりです」と前を向きました

多摩川ボーイズの頑張りは大変印象的でした。初登場で出場権を得るまでの過程は苦労の連続だったことでしょう。江戸川南ボーイズとの接戦は、多摩川ボーイズの成長を感じさせる素晴らしい試合でした。近藤選手の活躍が次の大会でも期待されます。
キーワード解説

  • ジャイアンツカップとは?全日本中学野球選手権大会の通称で、中学生スポーツの最高峰の一つです。
  • 併殺とは?野球で1つのプレーで2つのアウトを取るプレーのことを指し、攻撃側にとって厳しい状況を生むことが多いです。

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