これにより、首位の日本ハムとのゲーム差を3・5に縮めた
試合は今季13度目の延長戦となり、3―3のまま迎えた10回、オリックスは無死満塁のチャンスを手にした際、頓宮が決勝の右犠飛を放った
その後も中川の2点二塁打、若月の適時三塁打、大里の犠飛が続き、この回に一挙5得点を挙げた
岸田監督は、無死一塁の場面で相手の暴投をついて二塁に進塁した一塁走者・太田の判断力を高く評価
「相手のミスを逃さず、しっかりつけ込むことができた
太田はワンバウンドゴーで、すごい集中力で行ってくれた
ここで一気に流れが来た」と、選手の姿勢を称賛した
先発のエース宮城は6回を投げ、7安打3失点、5奪三振という内容で降板
しかし、彼のピッチングは「95球で試合を作った」として評価された
岸田監督は「粘って粘って、なんとか追い越されずに帰ってきてくれたのが良かった」と満足の表情を見せた
この日、球宴前最後の4連戦がスタートし、オリックスはまず初戦を勝ち取った
監督は「(最初の試合を)取ったのは大きい
ここからまた明日も頑張っていきたい」と、さらなる勝利を目指して意気込みを語った
この試合はオリックスが勝利し、首位の日本ハムとの差を縮めたことで、チームの士気が高まる結果となりました。特に、選手たちの判断力や集中力が光るプレーが多く見られ、監督の指導が実を結んでいると感じました。今後の試合でも同様のプレーが期待されます。
キーワード解説
- 延長戦とは?試合が規定のイニングで決着がつかない場合に、さらにイニングを追加して勝敗を決める方式のこと。
- 無死満塁とは?打者が打席に立つ時点で、野手が3塁でホームランを狙いやすい状況のことを指します。
- 犠飛とは?打者がボールを飛ばして外野にアウトを取られるが、その間に走者が得点することができるプレーのこと。
- 暴投とは?投手が本来投げるべきところとは異なる位置にボールを投げてしまい、走者が進塁できる状況を作るエラーのこと。

