この試合では、神港学園のエース岩崎皓斗投手(3年)が途中から登板し、素晴らしい投球を見せた
試合の流れ
神港学園の先発は、小沢寿史也投手(3年)彼は立ち上がりで2者連続三振を奪い、まずまずのスタートを切った
しかし、その後は制球が定まらず、連続で四球を与えてしまった
満塁となる中でエース岩崎が緊急にマウンドに上がった
「初回から準備ができていました」と岩崎は振り返る
持ち前の制球力と冷静なマウンド捌きで、初回を無失点で切り抜けることに成功した
以降の5回では、1安打無失点の好投を披露した
打線の活躍
打撃陣は5回に5安打を放ち、一挙5得点を上げて試合を決定づけた岩崎もその回に中越えの2点適時打を記録し、自らの投球だけでなく打撃でも貢献した
岩崎投手の成長
岩崎は1年秋にベンチ入りするも、その冬に右肘の靱帯を損傷し、2年の春と夏はベンチ外で過ごしたそうした経験を経て、体作りに注力し、昨冬には体重を7キロ増量させ、球速も3キロ向上させた
彼の投球フォームや制球力は、ヤクルトの奥川恭伸投手を彷彿とさせる部分があり、「意識はしていないが、似ていると聞いて嬉しい」と岩崎は笑顔で語った
監督のコメント
北原直也監督は、「彼(岩崎)は制球力、フィールディング、マウンド度胸など、投手としてのセンスを持っている今日は攻撃でも重要な選手が打ってくれた
やりたい野球ができた」と語り、勝利を噛みしめていた
今回の試合で神港学園は見事な勝利を収め、特に岩崎投手の成長ぶりが際立ちました。彼の実力が感じられるプレーは、今後の試合への期待感を高めます。監督の言葉からもチームの一体感が伺え、これからの試合でも自信を持って戦ってほしいと思います。
キーワード解説
- 靱帯とは?身体の関節と骨をつなぐ強い組織で、関節の安定性を保ちます。
- エースとは?チーム内で最も信頼される投手のことで、主に試合の勝敗に大きな影響を与える選手です。
- 制球力とは?投手がボールを投げる際の正確性やコントロールのことを指します。

