巨人、延長戦の末に阪神に敗れ3連敗 – 自力優勝の可能性が消滅

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2025年7月19日、東京ドームで行われたセ・リーグの巨人対阪神の一戦は、延長11回に突入した後、巨人が0−4で敗れ、自力優勝の可能性が消えました

昨季のセ・リーグ覇者である巨人は、これで連敗が続き、3連敗を喫しました

延長戦の緊迫した展開

試合は0−0のまま迎えた延長11回、巨人の5番手右腕・船迫がマウンドに立ちました

彼は先頭打者の森下に対して四球を与え、続く佐藤輝に甘く入ったカットボールを右中間スタンド上段に叩き込まれ、2点目を許しました

さらに坂本にもスライダーをふられ、これも本塁打となり、結局船迫は2/3回で4失点し降板

彼にとって、この失点は5月18日以来18試合ぶりでした

巨人の苦戦が浮き彫りに

この結果、巨人は今季阪神との対戦成績が4勝12敗となり、今後の戦いに厳しい状況が待ち受けています

もし明日20日の第2戦も敗れると、阪神戦の負け越しが決定します

この状況は、球宴が始まって以来初めての屈辱的な結果になる可能性があります

借金2の重圧

現在、巨人は41勝43敗3分けで、今季初の借金2となりました

この状況は開幕直後の昨年4月6日以来であり、地味ではありますが勢いを失いかねない兆候です

特に7月以降においては658日ぶりの苦境です

若手投手の奮闘
この試合は、同学年で兵庫県出身の巨人・山崎と阪神・村上の投げ合いでもありました

お互いに7回1失点で引き分けた昨年の試合を思い出させる、スコアボードに0を並べ続ける投手戦でもありました

村上は6回2安打無失点、山崎は7回4安打無失点という内容で、双方の投手が素晴らしいパフォーマンスを見せました

今回の試合では延長戦まで進みましたが、巨人は終始阪神の攻略に苦しみました。特に、船迫投手が明らかに交代策が必要だったにもかかわらず失点を重ねたところが痛かったと感じます。若手投手たちの奮闘は、今後の試合に向けての期待を高める要素にもなっています。
キーワード解説

  • 延長戦とは?野球の試合が規定の9回を終えても勝者が決まらない場合、10回以上続けることができ、延長戦に突入します。新たなランニングスコアで試合が進行します。
  • カットボールとは?投手が投げる際、一見ストレートに見えるが、バッターが打つ時に切れるように設計された直球のことです。
  • スライダーとは?投手が速球と変化球の中間のようなボールで、打者に対して横に曲がる軌道で届くため、打者を欺くのに使われます。
  • 借金とは?チームが勝利数よりも敗北数が多い状態を指します。借金がある場合、チームは勝ち越しを目指さなければなりません。

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