防御率がセ・リーグトップの山崎は、初回から順調に試合を進め、3者凡退でアウトを奪う順調な立ち上がりを見せました
しかし、最後まで打線の援護に恵まれず、今季9勝目を逃す結果となりました
試合は0-0のまま進行したが、7回に先頭打者の佐藤輝に対し再度の四球を与え、思わずロジンバッグをマウンドに叩きつける悔しさを見せました
その後、大山の右前打と小幡の犠打で一死二、三塁という満塁のピンチを迎えます
しかし、山崎は冷静さを保ちながら、緊迫した状況を切り抜けました
まず高寺を空振り三振に仕留め、続く小幡も151キロの直球とフォークで見逃し三振にしました
この好投により、観客からは大きな歓声が上がりました
巨人の杉内コーチは、7回の満塁の場面で山崎を続投させた意図について「(阿部)監督も点を取られるまでは山崎で行こうという判断だった」と語り、山崎の奮闘を称えました
また、「球数が少なければ今後も続投できたが、あの場面では山崎が全力を出し切ったと感じた」とも述べ、選手への感謝の意を示しました
山崎伊織投手のピッチングは見ごたえがあり、特に7回の緊迫した場面では彼の集中力と技術が光りました。しかし、打線からの援護がなかったために勝利を逃したのは残念です。このような投手がいるだけに、打線の奮起を期待したいところです。
キーワード解説
- 防御率とは?:防御率は、投手がゲームで失点をどのくらい抑えたかを示す指標で、数字が小さいほど優れた投手であると言えます。
- 三者凡退とは?:三者凡退は、1イニングにおいて連続して3人の打者をアウトにすることを指し、投手の投球が非常に安定していることを意味します。
- 続投とは?:続投は、投手が交代せずに試合を続けることで、特に重要な場面において、監督がその投手に信頼を寄せていることを示します。

