ヤクルト・奥川が今季初勝利、7回無失点の好投でチームを連勝に導く

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◇セ・リーグ ヤクルト3―1広島(2025年7月19日 神宮) ヤクルトの奥川恭伸投手(24)が、広島戦で今季最長の7回を投げ、散発3安打無失点、8奪三振という素晴らしい投球を見せて、待望の今季初勝利を手にした

6年目で初めて指名された開幕投手として、ここまで勝利がなかったが、ようやくその呪縛から解放された

喜びの瞬間

奥川は、昨年8月2日の巨人戦以来、351日ぶりの勝利を挙げた

この日は、ウイニングボールを受け取った際に仲間たちとハイタッチをし、笑顔で喜びを分かち合った

ファンの応援を全身で感じ「勝つってこんなにうれしいんだな

改めて思いましたね」と話した

調子のバロメーター

調子を示す直球で打者を押し込み、最速で151キロを計測

終盤まで球威は衰えず、7回先頭の坂倉には四球を許したが、次のモンテロを外角へのフォークで併殺打にし、最後は149キロの直球で打ち取った

「よっしゃー!」と雄叫びを上げた瞬間が印象的だった

甲子園の思い出と未来への期待

奥川はこの勝利を通じて、野球の楽しさと勝つ喜びを再確認したと話しており、これからの戦いにより一層の期待を寄せている

「この1勝で終わりたくない

今日のハイタッチがうれしかったので、そんな機会を増やしたい」と意気込みを語った

母校へのエール
また、母校の星稜高校が石川大会3回戦を突破したことにも触れ、「甲子園に出られるのは1校しかない

負けたチームは地方大会で終わるけど、3年間の全てをぶつけてほしい」と次世代の選手たちにエールを送った

この試合を通じて、奥川選手は長いトンネルを抜け出し、充実感を得たことが明らかになりました。彼の投球はチームにとって大きな励みとなり、これからのシーズンに向けた勢いを感じさせます。また、チームメイトとの絆やファンの応援に感謝する姿は、スポーツの持つ力を改めて実感させられました。
キーワード解説

  • 開幕投手とは?:シーズンの開幕時にチームの最初の試合で先発する投手のこと。チームのエースとして注目される役割です。
  • 奪三振とは?:投手が打者を三振に打ち取ること。三振は打者の出塁を防ぐため、投手にとって重要な指標となります。
  • ウイニングボールとは?:試合に勝利した際にその勝利を象徴するボールのこと。選手にとって特別な意味を持つことが多いです。

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