ソフトバンクの柳町、リハビリ組の影響を受けながらも出塁率でリーグ独走

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◆西武0―4ソフトバンク(19日、ベルーナドーム)【コラム/好球筆打】ソフトバンクの柳町選手が、チームの勝利を喜ぶ一方で苦悩の表情を見せた

試合の中で、彼には2度の2死満塁という絶好のチャンスが訪れたが、そのいずれも凡打に終わってしまった

「ちょっと(精神的ショックを)食らいました

何としてでも打ちたかったんですけどね」と柳町は本音を漏らした

初回の打席では、有利なカウント2-0を持ちながらも、最終的には三振に倒れ、続く打席でも152キロの直球に対応できずに一ゴロに終わった

相手投手は球界屈指の速球派、今井選手だったが、好機での凡退は心に重くのしかかった

結局、5回の打席でも三振に倒れる結果となり、柳町の打率は2割9分1厘まで落ち込んでしまった

彼は一時、3割6分を超えて首位打者を争っていたが、7月の成績は1割6分と厳しい状況が続いている

それでも、柳町選手の打撃には「雑」さが見られないのが特徴だ

8回には、相手の4番手左腕佐々木選手に初球から積極的に仕掛けてファウルを打ち、続くコースを冷静に見極めた結果、四球を選び出塁

これによって、彼の出塁率はリーグトップの3割9分7厘となった

「球の見え方は良くなっている

左投手から四球を選べたことは収穫かな」と柳町は自信を持って語った

彼の不調の中でも、ポジティブな面を見つける努力が、今後の成長に繋がると期待される

今回の柳町選手の試合は、非常に印象的なものになりました。困難な状況にありながらも、彼が出塁率上位を維持しようとする努力は評価に値します。また、メンタルの影響についても考える必要があります。今後の彼のプレーがどのように変化していくのか、大変興味深いですね。
キーワード解説

  • 打席とは?:選手がバッティングをするために立つ位置を指し、その場でボールを打つ機会が与えられる場所のことを言います。
  • 出塁率とは?:出塁率は、選手が打席に立ったときに出塁する確率を表す指標で、打数や四球、死球などを考慮した計算により求められます。この数値が高いほど、選手の出塁能力が高いことを示します。
  • 凡打とは?:凡打は、選手がボールを打った結果、うまくベースに到達できない打球のことを指し、ヒットにならない打撃を意味します。

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