中日・斎藤綱記投手が9回の大ピンチをしのぎ、好リリーフを見せる

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中日ドラゴンズは、20日に行われた横浜DeNAベイスターズとの試合で、5対3で勝利を収めました

この試合のクライマックスは、9回表に起きた中日の5番手ピッチャー、斎藤綱記(28)の素晴らしいパフォーマンスです

緊迫した9回表

試合は9回表に差し掛かり、DeNAが2点を追う場面での攻撃を迎えました

中日はこの時、リードを守る形で試合を進めていましたが、代役守護神の清水がピンチを迎えました

代打として登場した京田選手が豪快に2点を返し同点に追いつくと、なおも連続四球が出て満塁となる危機に

斎藤投手の絶妙なリリーフ

このピンチでマウンドに上がった斎藤選手は、「準備はしていた

絶対に1点も返させない」と強い意気込みを語りました

彼は、まず林選手を2ボール2ストライクから内角低めのフォークで空振り三振に仕留め、それから佐野選手にはフルカウントからスライダーを決め、再び空振り三振を奪いました

この二者連続三振は、観客を沸かせる素晴らしい技でした

監督の評価と今後

試合後、中日ドラゴンズの井上一樹監督は、「斎藤はよく抑えた

ものすごく評価できる投球だった」とそのパフォーマンスを賞賛しました

斎藤は今季、今までに13ホールドを達成しており、防御率は驚異の0・50

これまでのコンディション不良から復帰した後も、欠かせない存在としてブルペンを支えています

斎藤投手のピンチにおける冷静な投球は、彼の成長を示しています。特にプレッシャーのかかる場面での対応力が評価されていることが、将来の活躍に大きな期待を寄せる要因となりそうです。
キーワード解説

  • ピンチとは?試合の中で得点を挙げられる可能性がある危険な状況のこと。
  • フォークとは?ボールが急に落ちる変化球で、打者にとっては打ちにくい球。
  • スライダーとは?横に変化する球で、打者を翻弄するために使われる変化球です。
  • ホールドとは?リリーフ投手が試合をそのまま維持しながら登板した回数のこと。

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