さらに、首位の阪神タイガースが勝利により、広島の自力優勝の可能性も87試合目にして消滅しました
試合の流れ
試合は、広島が初回に野間と坂倉の連続適時打で3点を先制しましたが、先発投手・玉村がヤクルトのオスナに3ランホームランを打たれ、同点に追いつかれてしまいます広島は、その後も羽月の適時打で勝ち越すなどし、2回終了時には4ー3とリード
玉村の不調
しかし、玉村はその後も失点を重ね、最終的に2回途中で6失点して降板することとなりましたプロ初登板の佐藤柳選手も苦しい場面で登板し、早速タイムリーを浴びてしまいます
広島はまた、林選手の2年ぶりのソロアーチや、二俣選手の2号ソロによる得点もありましたが、打撃陣の奮闘もむなしく、最後まで追い上げることができませんでした
選手起用と戦略
野手オーダーは二盛を1番、羽月を2番セカンドに配置し、クリーンナップでは小園、ファビアン、野間と組みました捕手には坂倉、サードには林が入るなど、監督の采配が光る場面もありましたが、最終的には結果が伴いませんでした
試合の総評
広島の打撃陣は2桁安打を記録したものの、失策も響いて相手に得点を与えたり、勝負どころの打撃が続かなかったため、悲惨な結果となりました一方、ヤクルトは投手陣が持ち直し、終盤の守りが功を奏しました
広島がヤクルト戦に敗れたことで、自力Vの道が閉ざされました。選手たちの奮闘もあったものの、投手陣の不安定さが勝敗を左右し、厳しいシーズンが続く予感がします。この結果がチームにどのような影響を与えるのか、今後に注目です。
キーワード解説
- 自力Vとは？自力Vとは、チームが自分の力だけで優勝することができる状態を指します。ライバルチームの成績に依存することなく、自分たちの試合を勝ち抜くことで達成できる状況を表しています。
- 防御率とは？防御率とは、投手の成績を示す指標の一つで、与えた得点がどれだけのイニングで発生したかを点数化したものです。低いほど投手が優秀な成績を収めていると言えます。
- 借金とは？借金とは、勝ち星が負け星を下回っている状態を指します。たとえば、38勝44敗の場合は6の借金があります。このような状況はチームにとって非常に厳しく、優勝争いから遠ざかることを意味します。
