吉田は試合の初回に本塁打を放った先頭打者の知念(オイシックス)に対して、140キロ台後半の直球を投じた後、スライダーを決めて空振り三振に仕留めた
続く代打・モンテル(西武)も、直球を主体に攻めた後、最後は落ちる変化球を投じ、この打者もバットを空振りさせた
最後に登場した代打・西村(ヤクルト)には、この日最速の148キロ直球を投げ込み、見事に三振を奪った
登板を終えた吉田は、笑顔でマウンドを後にし、「登板前からいつもよりうまくいく感覚がありました
今までで一番良かったかもしれません」と興奮した様子で振り返った
今季ウエスタン・リーグでの吉田は、12試合に登板して2勝4敗、防御率は4.58
プロ初年の前半は球速がなかなか上がらず、さまざまな悩みを抱えていたが、フレッシュオールスターでの経験を胸に、後半戦での巻き返しを目指す意気込みを見せた
吉田聖弥投手の圧巻の投球は、今後の中日ドラゴンズの成長に大きな影響を与えるでしょう。フレッシュオールスターでの成功は、自信を深める貴重な経験となるはずです。彼の次なる活躍を期待しています。
キーワード解説
- ドラフトとは? 選手が各プロのチームに選ばれる合意決定のこと。
- ウエスタン・リーグとは? 日本の野球のプロリーグの一部で、若手選手が経験を積むためのリーグ。
- 防御率とは? 投手の成績を示す指標で、投球回数に対する自責点の割合を表している。

