阪神・小幡、476日ぶりの本塁打で勝利に貢献

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<巨人1-2阪神>◇20日◇東京ドーム 阪神タイガースの小幡竜平内野手(24)が、476日ぶりとなる本塁打で試合を決定づける活躍を見せた

試合は0-0の2回、2死の場面で先発投手赤星の内角に投じられた119キロのカーブを完璧に捉え、右翼へ飛距離十分のソロ本塁打を放った

小幡選手の振り返り

本塁打を放った小幡選手は試合後、「手応えはしっかりあったので、入ってくれてよかった

あまり打たないので速く走りすぎましたけど、気持ちよかったです」とコメント

これが自身プロ3本目のアーチであり、前回の東京ドームでの成果を再現した形となった

勝利を呼び込むもう一つの打撃

小幡選手はさらに4回には1死満塁の場面でも再び右翼へ飛距離のある犠飛を放ち、試合の全得点を稼ぎ出した

「なんとか事を起こそうという気持ちでいきました」と振り返り、打撃の要因として「タイミング」を強調した

タイミングの重要性

小幡選手は、「1番はタイミングです

タイミングが崩れるとフライが上がったり、空振りしたり、ゴロになったりします」と説明

特にこの日は早めに構え、ボールに遅れることなく前で打つことを意識した結果、素晴らしい打撃につながった

さらなる成長を目指す小幡
藤川監督も「最近は本当に飛距離が伸びてきていて、ここからさらに成長してほしいと思います」と小幡選手の成長を称賛

故障からの復帰後、現在は走攻守にわたってチームに貢献し、遊撃手として定着に向け着実に前進している

小幡選手は「常にやるべきことをしっかりやるだけ

準備からしっかりして、1日1日やりたいと思います」と今後の意欲を示した

背番号38の選手が、日々頼もしさを増していることが証明された試合であった

小幡選手の復活劇は、個人の努力だけでなく、チーム全体への影響を及ぼすものである。彼の意識の中で「タイミング」が非常に重要であるとの認識は、他の選手にも波及するかもしれない。これからの活躍が楽しみである。
キーワード解説

  • 本塁打とは?:野球において、打者がボールを打って、直接塁を回りホームベースに戻ることによって得点をするプレイのことを指します。
  • 犠飛とは?:犠牲フライの略で、打者がフライでアウトになった場合でも、走者がホームに進塁できる場合のレビューを指します。
  • タイミングとは?:野球では、打者がスイングをする際にボールが来る瞬間と体の動きが合っていることを示します。これが良ければ良い打撃ができる可能性が高くなります。

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