この結果、今季87試合目にして自力優勝の可能性が消滅した
昨シーズンは91敗という屈辱的な成績を記録した西武にとって、再建は徐々に進んでいるとはいえ、現実は厳しいものである
交流戦後の戦績が影響
今季、交流戦後、西武は上位3チームとの対戦で3勝10敗という非常に厳しい成績を残しており、総合力の差が明らかになっている特にこの日の試合では、昨年のパ・リーグ新人王である武内夏暉投手（23）が野村勇、谷川原に本塁打を許すなど、5回8安打5失点でKO降板してしまった
武内投手の反省と今後の展望
試合後、武内は「3回の先頭打者に本塁打を打たれたことが、相手に流れを持っていかれる要因になった」と反省の弁を述べた今季、彼はこれまで鷹戦に2戦2勝、防御率0.75と素晴らしい成績を残していたが、攻略されてしまったのだ
チーム全体の調子の悪化
さらにチームは7月に入り急失速しており、4勝11敗という成績を残しているこれまで月間防御率が2.31～2.51のレンジに収まっていたものの、今月は3.54に悪化している
また、攻撃面でも月間打率は1割9分1厘と低下し、得点力が明らかに減少している
残りの試合とチームの目標
現在、西武は残り56試合を戦う中で首位・日本ハムとのゲーム差は11となっており、現実的には3位・オリックスを越えてクライマックスシリーズ（CS）出場圏を目指すことが重要となるしかし、5位・楽天が2ゲーム差に迫ってきており、西武にとっては厳しい戦いが続くことが予想される
西武ライオンズの最近の試合は、難しい状況が続いています。劣勢の中で選手たちがどのように取り組むか注目です。特に武内投手の成長やその影響が、今後の試合結果にどれほど反映されるかが鍵となるでしょう。
キーワード解説
- 自力優勝とは？自力優勝とは、他チームの結果に依存せず、自らの勝ち星によって優勝が決まることを指します。
- 月間防御率とは？月間防御率は、特定の1か月に投手が許した自責点を起点に算出される成績で、チームや投手の守備力を測る指標の一つです。
- クライマックスシリーズとは？クライマックスシリーズは、日本のプロ野球におけるポストシーズン競技であり、リーグ戦の上位チームによって行われるトーナメント形式の試合です。
