巨人、阪神戦で連敗中の苦境を打破する戦いに挑む

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■プロ野球 巨人-阪神 (21日 東京ドーム)巨人の今季89戦目となる阪神戦のスタメンが発表された

巨人は現在、4度目の4連敗を喫しており、成績は41勝44敗3分で借金が3(借金とは、勝利数から敗北数を引いた数がマイナスになっている状態を指します)となっている

これにより、3位の位置に甘んじており、首位の阪神とは今季最大で11ゲームの差がついている

ホームでの試合成績は27勝16敗1分と貯金11(貯金とは、勝利数が敗北数を上回っている状態を示す)を誇る一方で、東京ドームでの阪神戦では1勝7敗という厳しい状況にある

前日の阪神戦では、先発の赤星が2回に小幡に1号ソロを浴び、先制を許した

続く3回には、3四球を与え、1死満塁の好機を迎えたが、増田陸と荒巻が打ち取られ、得点につなげられなかった

赤星は4回にも小幡に犠飛を許し、4回で降板する羽目になった

巨人も4回に1死満塁から丸の適時打で1点を返したが、その後は打線が沈黙し、以降は6回以降に走者を出すことすらできなかった

今季の阪神戦成績は4勝13敗となり、球宴前に阪神相手に球団初のカード負け越しが確定してしまった

昨シーズンは均衡した戦いを見せたが(12勝12敗1分)、2023年は6勝18敗1分、さらに2022年は10勝14敗1分、2021年は9勝13敗3分と、3年連続で阪神に負け越している

2020年は16勝8敗と大きく勝ち越していたが、流れは変わってしまった

【巨人のスタメン】
1丸(ライト) 2佐々木(センター) 3吉川(セカンド) 4増田陸(ファースト) 5泉口(ショート) 6中山(レフト) 7リチャード(サード) 8甲斐(キャッチャー) 9井上(ピッチャー)
先発は井上温大(24)

今季15度目の登板で成績は3勝6敗、防御率2.82という数字だ

前回の中日戦では6回2/3を3安打無失点で勝ち負けがつかなかった

阪神戦では今季4度目の対戦となり、1勝1敗、防御率2.25.【阪神のスタメン】
1近本(センター) 2中野(セカンド) 3森下(ライト) 4佐藤輝(サード) 5大山(ファースト) 6小幡(ショート) 7中川(レフト) 8坂本(キャッチャー) 9伊藤将(ピッチャー)
阪神の先発は伊藤将司(29)で、今季7度目の登板

先発は6度目で成績は4勝0敗、防御率0.48という驚異的な数字を記録している

前回のヤクルト戦では7回3安打無失点という完璧な投球を見せた

今季の阪神戦には初登板で、昨季は先発と救援で2試合に登板し、1勝0敗で計7回を無失点に抑えた

巨人が阪神との対戦で連敗を喫している状況は厳しいものです。特にホームでの試合成績が良好であるにもかかわらず、阪神戦に関しては極端に勝てていないことが気になります。これからの試合でどのように状況を打破していくのか、注目が集まります。
キーワード解説

  • 連敗とは?チームが連続して試合に負けることを指します。特に、チームが調子を崩しているときにみられる現象です。
  • 借金とは?勝ち数から負け数を引いた結果がマイナスになることを示し、チームがより多くの試合に負けている状態を意味します。
  • 貯金とは?勝ち数が負け数よりも多い場合に、その差を示すために使われる言葉です。
  • 防御率とは?投手が投げたイニングに対して許した得点数を表す指標で、数値が低いほど優れた投手とされます。

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