巨人・井上投手、阪神戦で先制点を許すも自身の成績更新ならず

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◇セ・リーグ 巨人―阪神(2025年7月21日 東京D) 巨人の6年目左腕・井上温大投手(24)は21日の阪神戦において今季15度目の先発登板を果たしたが、厳しい内容となった

この試合では小幡選手に2試合連続となる先制の2号ソロと、2打席連発で3号2ランを打たれ、大山選手にも5号2ランを浴びた

結局、井上投手は5回を投げ、10安打5失点という結果で降板し、チームにとっては重要な試合であったにもかかわらず、今季4勝目とはならなかった

試合の流れ

井上投手は試合開始から不安定なピッチングを見せた

初回には9打数5安打という相性の悪い1番・近本選手から左前打を浴び、次の打者・中野選手のバント処理で送球ミスを犯し、一塁ベースカバーに入った二塁手・吉川選手への悪送球となった

このミスにより無死一、二塁のピンチとなったが、この回は遊撃手・泉口選手の好守によって失点を防いだ

先制点を許す

続く2回、井上投手は先頭打者の6番・小幡選手にツーシームを打たれ、右翼スタンドに先制点を許してしまう

この小幡選手は前日も先制の1号ソロを放っており、勢いに乗っていた

さらに、3回には大山選手に通算1000安打目の左前打を許すと、再び小幡選手にツーシームを打たれ3失点目となった

甲斐選手の負傷と続投

井上投手は4回を迎え、チームの捕手である甲斐選手が右ひざに打球を受けてベンチに下がる中、代わりに岸田選手がマスクをかぶった

井上は4回に初めて3者凡退を記録するも、5回には再び失点を重ねることとなる

今後の展望
この日の投球内容は、5回で打者26人に対して100球を投げ、10安打5失点

三振を5つ奪ったものの、苦しいピッチングが続いた

井上投手は今後の登板に向けて、課題を克服し、チームに貢献できるよう整える必要がある

「大事な試合をつくれず申し訳ない」と語る井上投手の今後の反発に期待が寄せられている

今回の試合は、井上投手にとって非常に苦しい内容となりました。先制点を与えたり、複数回の失点があったことから、投球に対する不安が募ることが考えられます。しかし、彼自身が「申し訳ない」と振り返る姿勢は、次回登板への意欲を示しているとも言えます。今後の彼の成長に期待がかかります。
キーワード解説

  • ツーシームとは?:ツーシームは、2つのシームがついているボールで、投手が放つとボールが横に動く特徴を持っています。このため、打者にとっては打ちにくい球種の一つです。
  • メモリアル安打とは?:メモリアル安打とは、選手にとって特別な意味を持つ安打のことで、例えば通算1000本目の安打などが該当します。

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