阪神の一発攻勢で0-5と苦しい展開の中、巨人は7回に意地を見せました
この回、これまでわずか2安打に封じられていた伊藤将司投手から、先頭の佐々木俊輔選手が二塁打を放つと、続く吉川尚輝選手も連打し、ノーアウト1、3塁の好機を作ります
続く増田陸選手が左中間へのタイムリーを放ち、ようやく1点を返しました
ここで、泉口友汰選手の内野ゴロの間を利用した相手の失策も加わり、続けて2点目を追加
1アウト1、3塁の状況で、阪神は伊藤投手から2番手のネルソン投手にスイッチします
その好機に、6月12日以来の先発出場となった7番のリチャード選手が登場
リチャード選手は、低めのチェンジアップをしっかり捉え、レフトスタンドへの飛球を放ち、ここまでの劣勢を一気に同点に追いつかせる劇的一発を決めました
打ったリチャード選手は、豪快なガッツポーズを見せながら、「みんなで繋いだチャンスだったので何がなんでも後ろに繋ぎたかった
追い込まれてからは短く持って、なんとか外野までと思っていましたが最高の結果になってよかった」と振り返りました
チームは、この一挙5得点で劣勢から同点に持ち込み、観客を熱狂させました
今回の試合では、巨人が逆境を乗り越え、7回に一挙5得点を挙げたことが大きな話題となっています。リチャード選手が打った同点3ランは、チームにとっての希望の象徴とも言える素晴らしい一打でした。選手同士の信頼関係や、どんな状況でもあきらめない姿勢がこの逆転劇を生んだと感じました。
キーワード解説
- スリーランとは?:スリーランは、3人のランナーが塁上にいる状態でヒットを打ち、そのままホームに帰ることで3点を得ることができるプレーです。
- タイムリーとは?:タイムリーは、試合の中で得点を導くヒットのことを指し、特に得点圏にランナーがいるときのヒットがその代表例です。
- チェンジアップとは?:チェンジアップは、投手が速球に似た動作で投げる、変化球の一種で、打者にボールが遅く見えるため、打たれにくい特徴があります。

