巨人・阿部慎之助監督が審判判定に苦言、希少な場面での珍事件

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巨人の阿部慎之助監督(46)が21日の阪神戦(東京ドーム)で、審判のジェスチャーとコールを巡り苦笑いを浮かべる一幕があった

この試合は、5-5という緊迫した状況の中、迎えた8回表

一死一、二塁という場面で、巨人の5番手投手・田中瑛が低めにスライダーを投じたが、バッターの高寺はこれを見送った

問題の判定は、球審が一旦右手を挙げてストライクをコールしかけたものの、その後慌てて「低かった」と示す不思議なジェスチャーを行い、ボールと判定したことだった

これに対し、巨人バッテリーは戸惑いを隠せなかった

その様子を見て、ベンチにいた阿部監督は苦笑いを浮かべながらグラウンドへ歩み寄った

監督は判定に関する説明を求めて球審に話しかけたが、その際も明らかに戸惑いの表情を隠せない様子だった

約30秒間の話し込みの後、阿部監督はベンチへ戻ったが、その瞬間、左翼席の阪神ファンからはブーイングが起こっていた

その後、田中瑛投手は高寺を空振り三振に打ち取ると、続く近本も二ゴロに抑え、ピンチを脱した

試合はその後も接戦が続く中、監督の心中は複雑であっただろう

今回の阿部監督の行動は、審判の判断に対する選手や指導者の戸惑いを象徴していた。試合中の判定は時に選手やファンにとっても大きな影響を与えるため、納得がいかない場合は指摘することが重要である。しかし、彼の苦笑いからは、この瞬間が野球の一部であり、笑い話にもなるという姿勢が伺える。
キーワード解説

  • 阿部慎之助とは? 巨人の監督であり、元プロ野球選手としても活躍した名捕手です。
  • 球審とは? 野球において投球や打撃の判定を行う審判で、試合の公正を保つ重要な役割を担っています。
  • スライダーとは? 野球の投球技術の一つで、回転によってボールが横に曲がる軌道を描く変化球です。
  • ブーイングとは? 競技イベントにおいて観客が不満を示す行為で、特定の選手や審判に対して行われることが一般的です。

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