巨人、サヨナラ劇で連敗ストップも阿部監督が反省を強調

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◇セ・リーグ 巨人6―5阪神(2025年7月21日 東京D) 巨人が終盤の逆転劇で5点差を追いつき、阪神に9回サヨナラ勝ちを収め、連敗を4でストップさせた

この勝利でチームの借金は2に減少

劇的な勝利を収めながらも、首位の阪神とは扱った戦績が厳しいものであることが浮き彫りとなっている

試合後、阿部慎之助監督(46)は前半戦を総括し、「現実的にはね、厳しいですよ

これでまあ、よく頑張りましたって言っていたら、どうしようもないんで」と厳しい表情で振り返った

今季5度目のサヨナラ勝利を挙げたものの、ここまでの成績は89試合で42勝44敗3分けとなっており、首位の阪神と10ゲーム差の3位に甘んじている

阿部監督は「今日はね、良く勝ったんですけど、なかなかバッター陣がね…もうちょっと奮起しないと、やっぱり阪神に食らいついていくのは厳しいんで」とバッター陣の奮起を求めた

また、「このオールスターブレークで反省するところはして、しっかり対策を練って、後半残り50数試合ですけど、そこに向けてしっかりやってもらいたいなと思います」と後半戦への期待も述べた

次の試合は26日の広島戦(マツダ)で、阿部監督は選手たちがどのようなシーズン後半を迎えるか注目される

巨人のサヨナラ勝ちは逆境からの勝利であり、ファンにとってはうれしいニュースですが、監督の厳しい見解からはチームの課題が依然として残っていることが感じられました。後半戦での選手たちの成長に期待したいところです。
キーワード解説

  • サヨナラ勝ちとは?試合が時間切れとなる前に同点に追いつき、最終回に勝利を決定づける得点を挙げることを指す。
  • バッター陣とは?野球において打撃を担当する選手たちのこと。得点を挙げるためにはこのバッター陣の活躍が不可欠である。

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