ロッテ、オリックスを下し3連勝で前半戦を締めくくる
ロッテは21日、ZOZOマリンで行われたオリックス戦において、投打がかみ合った試合運びで2ー0の勝利を収め、これで3連勝となったこの勝利をもって前半戦を締めくくることとなった
先発・石川柊太の見事な投球
先発を務めた石川柊太投手(33)は、6回2死まで無安打という素晴らしいピッチングを見せ、最終的に7回103球を投げて無失点これにより、シーズン通算でチームトップタイの4勝目を挙げた
彼は試合後、「前回(日本ハム戦)は本当に情けなくて、その気持ちをぶつけるつもりで投げた」と話し、悔しさを晴らす投球を披露した
前回の反省が活かされた試合運び
9日の日本ハム戦では、5回8失点という厳しい結果を残し、吉井理人監督からは「最低ですね」という厳しい指摘を受けていたが、今回は中11日をおいてマウンドに立ち、見事な雪辱を果たした試合前には、「悪かったところは整理して、良かった部分は伸ばすように調整してきた」と語っており、その準備が実を結んだ格好だ
打線の奮起
打線も石川をしっかりと援護2回には西川史礁外野手(22)と安田尚憲内野手(26)の連続タイムリーによって先制し、主導権を握った
特に西川は、「打ったのはシュート
カウント3-1でシュートが続いていたので、ストライクを狙って打ちにいきました」と冷静に対応
続けて安田も「打ったのはカットボール
史礁が点を取ってくれて、気持ち楽に打てた」と述べ、勝利を手繰り寄せる意識の高さを示した
吉井監督の期待
吉井監督は、「ここまでうまくいかないことが多かったが、若い選手が成長してきているここからさらに突き抜けて、パ・リーグをかき回す存在になりたい」と後半戦への期待を語った
若手選手の活躍が今後の鍵となることは間違いない
ロッテがオリックスに勝利した試合は、石川投手の見事なピッチングと若手選手の活躍が光った。特に、石川選手は前回の試合の反省を生かして無安打で試合を進めるなど成長を見せた。この勝利はチームの士気を高め、後半戦に向けての大きな自信となるだろう。
キーワード解説
- 無安打投球とは?投手が試合中に相手打者にヒットを打たれない投球を指し、非常に優れたパフォーマンスとされます。
- タイムリーとは?ランナーが得点できるような打球のことを指し、チームの得点を直接的に増やす重要な打撃です。
- カーブとは?投手が投げる球の一種で、回転をかけて投げることで打者から見ると弧を描くように落ちる特徴があります。

