試合は序盤こそ西武が1点をリードしていましたが、ソフトバンクは3回表に一気に試合の流れを引き寄せました
3回表、ソフトバンクは先頭の海野陽介選手が中前に初安打を放ち、続いて牧原大成選手が一塁前にセーフティーバント(自ら進塁するためにバントをする手法)を決め、無死一、二塁の絶好のチャンスを作りました
ここで周東佑京内野手(29)が左翼線に適時二塁打を放ち、瞬時に同点に追いつきました
その後、1死二、三塁の状況でダウンズ選手が中堅越えの2点三塁打を放ち、勝ち越しに成功
続けて、近藤健介選手が右前に適時打を放ち、合計4点を奪ったのです
周東選手は「海野と牧さんにいい形でつないでもらった
何とかこのチャンスを生かそうと思いました」と笑顔で振り返り、チームの勝利に貢献したことを喜びました
この試合の前にはソフトバンクは、今井達也、武内翔、隅田知一の強力な先発投手に警戒を強めていましたが、この3連戦では何と3戦連続マルチ安打を記録し、14打数6安打、驚異の打率4割2分9厘という好成績を残しました
周東選手は「この3人に勝てたのはよかった
後半戦に向け、イヤなイメージを与えられたのかなと」語り、チームの存在感を強調しました
また、ダウンズ選手は「とにかく自分の打つべきボールに積極的にスイングを仕掛けにいった
その結果がいい形につながった」と語り、近藤選手も「追い込まれたが、うまく拾うことができました」とそれぞれの打撃を振り返りました
今回の試合では、ソフトバンクが逆転勝利を収めたことで、チームの士気がさらに向上することが期待できます。特に周東選手の活躍は目覚ましく、この勢いで後半戦へと突入できるか注目です。また、ダウンズ選手や近藤選手も重要な場面で見せた活躍から、チーム全体が一丸となっている様子が伺えました。
キーワード解説
- 逆転劇とは?:試合において、一度は劣勢に立たされたチームが見事に勝利を収めることを指します。
- セーフティーバントとは?:選手が自分が走るために意図的にバントをし、内野安打を狙う戦術のことです。
- 三塁打とは?:打球が地面に着地後、選手が一塁から三塁まで進むことができた、止まらずに進めるヒットの一種です。

