東京ヤクルトスワローズの赤羽由紘内野手(25)が9回裏、2点差を追う状況で、サヨナラ3ランホームランを放った
このプレーは一時的には三塁打と判定されたが、リプレー検証によりプロ初となるサヨナラ本塁打に覆された
赤羽選手はナインからウオーターシャワーを浴びるなど、その歓喜を存分に味わった
試合のハイライト
試合の終盤、ヤクルトは2点を追う展開で、9回2死一、三塁というプレッシャーのかかる場面を迎えた赤羽選手は左腕投手のハーンが投じた1球目のスライダーを捉え、左翼ポールを直撃する飛球を打ち上げた
走者の丸山選手が少し遅れたこともあり、赤羽選手は「フェンスに当たったのかなと少し戸惑ったが、もしかしたら入ったのかもと思い、急いで走り出した」と語った
赤羽選手の想い
試合後、赤羽選手は「素直にうれしい気持ちでいっぱいです次のバッターの内山壮真につなぐつもりでプレーしていた」と、仲間への感謝の気持ちを表した
また、育成選手としての苦労を経て、昨年のフレッシュオールスター戦で史上初のサヨナラ弾を打ったことも振り返り、「今日はその時よりも気持ちがいい」と微笑んだ
メディアの反応
この劇的な瞬間は、ファンやメディアから大きな注目を浴びており、ヤクルトナインの士気を高める一因となった赤羽選手の成長とともに、これからの試合での活躍が期待される
ヤクルトの赤羽由紘選手のサヨナラ本塁打は、観客を虜にする見事なプレーでした。試合中の緊張感や仲間との絆を感じさせる瞬間は、野球の魅力を再確認させるものであり、選手の成長を実感させました。
キーワード解説
- サヨナラ本塁打とは?:試合の最終回に、勝ち越しや同点の状態で打たれるホームランのことを指し、チームの勝利を決定づける重要な打撃です。
- リプレー検証とは?:試合中に起きたプレーの判定に対し、映像を見て公平に再確認するプロ野球の制度です。
- スライダーとは?:野球の投球フォームの一つで、右利きの投手が右打者を相手に投げた際に、ボールが横に曲がりながら進む変化球です。

