巨人、逆境を乗り越え劇的なサヨナラ勝ち!阪神戦連敗ストップ
<巨人6-5阪神>◇21日◇東京ドーム 東京ドームで行われた試合で、読売ジャイアンツが最大5点のビハインドを逆転し、劇的なサヨナラ勝ちを収めたこれにより、シーズンのオールスター前最後の試合を勝利で飾り、対阪神戦の連敗も5で止まった
劇的な逆転劇
9回裏の同点時、2死満塁から吉川尚輝内野手(30)が中前へのサヨナラ打を放った巨人は7回に5点差を追いつくための攻撃を展開した
まず、増田陸内野手(25)の適時打と相手の失策により、2点を返した後、リチャード内野手(26)が2番手ネルソンから同点となる3ランホームランを放った
守備にも光るプレー
この試合においては攻撃面だけでなく、守備面でも輝きが見られた1回の2死一、三塁では遊撃手泉口が阪神の大山の打球を好捕し、素早く一塁に送球
7回にも大山の打球を好捕し、流れを引き寄せた
また、8回には一塁手の増田陸が近本の痛烈なゴロを冷静に処理するプレーも光った
粘りの打線
攻撃面では、特に7回の集中打が印象的だった吉川や増田陸、リチャード、長野らが追い込まれながらも結果を残し、同点に追いついた
9回にも2死一、二塁から佐々木が11球粘り、見事四球を選び、吉川のサヨナラ打へとつなげた
試合後、阿部慎之助監督(46)は「意地を見せてくれました
みんながつないで、追いついたのは素晴らしい」と選手たちの頑張りを称賛した
また「野球は何が起きるかわからない」ともコメントしており、チームとしての総力戦を評価した
巨人の逆転サヨナラ勝ちは、選手たちの力強い団結と粘りを示すものです。特に、5点差からの追いつきは野球の魅力を再認識させてくれる瞬間です。この試合から、チームの士気が今後も高まることが期待されます。
キーワード解説
- サヨナラ打とは?試合の最終回において、同点またはビハインドの状況で打たれたヒットにより勝ち越すことを指します。特に盛り上がりのある瞬間です。
- 逆転劇とは?試合中に劣勢であったチームが、後半に猛攻を行い、勝利することを指します。チームの粘り強さが試される場面でもあります。
- 集中打とは?選手が相次いで安打を放ち、相手を攻めたてることを意味します。チーム全体で攻撃の勢いが生まれ、得点に繋がります。

