巨人・阿部慎之助監督が前半戦の報告、若手起用や投手陣の活躍を語る

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2025年7月22日、東京・大手町の読売新聞東京本社にて巨人の阿部慎之助監督(46)が前半戦の進捗を山口寿一オーナー(68)に報告した

前半戦をリーグ3位で終えた監督は、報道陣の前で「勝負事は最後まで何があるか分からない

あきらめずに頑張れと言われ、私もその気持ちです」と語り、チームへの熱い思いを伝えた

現在の成績とチーム状況

巨人は89試合を終え、42勝44敗3分けという成績で借金は2

特に首位の阪神に対しては5勝13敗と大きく負け越し、現在10ゲーム差がついている

この状況を打開するために、阿部監督は入念な戦略を練っている

主力選手の怪我と若手の台頭

今季は長打力を誇る岡本選手が5月6日の阪神戦で左肘靱帯を損傷し、全治約3か月の長期離脱を余儀なくされた

これにより、新外国人選手のキャベッジやヘルナンデスも結果を出せず、現在1軍にいる選手は少ない

また、正三塁手の坂本選手も調子を落とし、2度の2軍調整を経験している

投手陣の健闘と戸郷投手の現状

一方、投手陣はリーグ2位の防御率2.58を記録するなど、打線の苦しみをカバーしている

ただし、エースの戸郷選手は2勝6敗、防御率5.24と不調であり、今後の復調が期待されている

監督は「調子云々じゃない、開幕投手だから投げろ!」と期待を込めている

昨季に比べると苦境に立たされる巨人
昨シーズンは前半戦でセパ両リーグの5球団に勝ち越し、貯金8で首位ターンを果たしたが、今季は厳しい道のりが続いている

若手選手の起用を進めながらも、指揮官は冷静に進行状況を分析している

阿部監督が若手選手を積極的に起用していることは、未来を見据えた戦略とも言えます。主力選手の怪我を乗り越え、若い選手たちにチャンスを与える姿勢は評価できます。投手陣の健闘がどこまで打線の苦しみをカバーできるかが、今後の成績に大きく影響しそうです。
キーワード解説

  • 靭帯とは?:靭帯は、骨と骨をつなぐ結合組織の一部です。関節を安定させる役割を持ち、スポーツ選手にとっては特に重要な部分です。
  • 防御率とは?:防御率は、投手が投げたイニングに対して、どれだけの得点を許したかを示す指標です。低いほど優秀な投手とされています。

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