阪神・高橋遥人投手が復帰戦に挑む、因縁のDeNA戦で初勝利を狙う
阪神タイガースの高橋遥人投手(29)が、26日に行われるDeNA戦(甲子園)で先発することが、22日に明らかになった高橋は今季初勝利を狙うが、左手首に残っていたプレートを除去する手術からの復帰2試合目ということもあり、ファンやチームメイトの期待が高まっている
復帰戦の背景と意気込み
昨シーズンのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第2戦で、DeNAに敗戦を喫した高橋は、因縁の相手にリベンジを果たすチャンスが到来したこの試合で勝利すれば、2位のDeNAに対して9.5ゲーム差を維持するための重要な一戦となり、阪神にとっても意義深い試合となる
手術からの回復と成長
高橋は昨年11月に通算5回目の手術を受けたが、直近の手首手術によって埋め込まれたプレートを除去し、「昨年よりも腕が振れる可動域が広がった」と自信を語った
復帰登板となった15日の中日戦では、結果として勝ち負けはつかなかったものの、6回4安打2失点という内容で良好なパフォーマンスを見せた
特に、18個のアウトのうち13個をゴロで奪うことで自身の持ち味である“ゴロ球”の力が健在であることを証明した
DeNAとの相性と勝利への期待
相手のDeNAに対しては特別な因縁がある昨年のCSでは5回6安打4失点と打ち込まれ、シーズンが終わる結果となった
このような背景からも、勝てていないDeNAに対する初勝利をチームとして望んでいる
もし勝利を収めれば、デメリットを与えつつペナントレースを有利に進められる
阪神の投手陣と今後の展望
29歳という年齢で、高橋は阪神の先発ローテーションの一員として大きな役割を果たせるチーム防御率は驚異の1.99という数字を記録しているが、彼の復帰によりさらに強力な投手陣が形成されることが期待される
優勝マジック点灯の可能性
阪神の優勝マジックが点灯するのは最短で29日とされているこの日までに阪神が3連勝し、DeNAと中日が3連敗することで、マジックナンバーが「40」または「41」となる可能性がある
高橋遥人投手の復帰はチームにとって大きなプラス要因となるだろう。彼の持ち味であるゴロ球が復活し、チーム防御率も優秀な数字を維持している中で、あとは高橋自身が初勝利を収めることが待たれる。因縁の相手であるDeNAとの対戦で、彼がどのような結果を出すのか、ファンの期待が高まる。
キーワード解説
- クライマックスシリーズ(CS)とは?プロ野球のプレーオフとして行われるシリーズで、通常シーズンを勝ち抜いたチームが優勝を目指します。
- ゴロとは?野球において、バッターが打ったボールが地面を転がるように飛ぶことを指します。投手はゴロを奪うことで簡単にアウトを取ることができるため、重要なプレーとなります。

