水戸啓明、春の県大会3位藤代に悔しい敗北を喫す

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◆第107回全国高校野球選手権茨城大会 ▽準々決勝 藤代4-1水戸啓明(23日・ノーブルホームスタジアム水戸)水戸啓明高校は、3年生の中山優人投手を擁して準々決勝に臨みましたが、春の県大会3位の藤代に4-1で敗れました

中山投手は、21日の4回戦での完全試合を達成したばかりで、この試合に向けても意気込みを見せましたが、立ち上がりから苦しむこととなりました

中山投手は自己最速の直球146キロを誇りますが、この日はその直球が冴えず、3回まで毎回先頭打者に出塁を許すという苦しい展開になりました

彼は試合後、「疲れがあった」と語り、お願いされた投手としての役割を果たすべく奮起しました

この日は、7回を投げ、122球中被安打12、失点4という結果になりました

中山投手は身長182センチ、体重65キロの細身の選手で、成長途中のため体重増加には困難が伴っています

彼の指導を担当している元中日選手の春田剛監督は、「彼が精一杯努力している姿を見るのが嬉しい

今後もさらなる成長を期待している」と述べました

中山選手は進路について「プロ一本を目指す」と明言し、さらなる成長のためにはプロのサポートが不可欠であると考えています

試合後、彼は「プロのレベルで自分はまだ通用しないと感じている

今後は勝てる投手になりたい」と語り、悔しさを胸に挑戦を続ける決意を示しました

水戸啓明高校の中山投手は、試合前に期待されながらも、疲労から立ち上がりに苦しんだことが印象的でした。しかし、彼の自己分析や今後の向上心は素晴らしく、プロを目指す姿勢は応援したくなる要素があります。次の挑戦に向けての一歩を踏み出す姿に、期待が高まります。
キーワード解説

  • 完全試合とは?完全試合とは、投手が試合を通じて相手チームのバッターを誰一人として出塁させないまま勝利することを指します。
  • 投手とは?投手は野球のポジションの一つで、ボールを投げる役割を担い、相手のバッターをアウトにすることを目的とします。
  • 春田剛監督とは?春田剛監督は元プロ野球選手であり、現在は水戸啓明高校の野球部を指導しています。選手の成長を見守っている重要な存在です。

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