横浜でのデビューから6年が経ち、古巣の京セラドーム大阪での登板は、2019年5月29日のソフトバンク戦以来のことだった
この特別な舞台で彼は、2イニングを投げて4失点という結果を残したが、その背景には様々な出来事があった
初回のプレッシャーとその後の反発
松葉投手は、オールスター初登板の緊張した中、2回からマウンドに上がった最初の打者はパ・リーグ本塁打トップのレイエス(日本ハム)
松葉は初球の136キロ直球を中前に打たれ、いきなりピンチを迎えることとなった
続く渡部聖(西武)にもヒットを許し、無死一、三塁の場面を迎えた
冷静な投球と結果
松葉は続く野村(ソフトバンク)を139キロの直球で三ゴロに抑えるが、周東(福岡ソフトバンク)には右前適時打を許し、全パに先制点を与えてしまうしかし、かつてバッテリーを組んだ若月(オリックス)に対しては、カーブと直球を織り交ぜ、三ゴロ併殺を奪い最小失点で切り抜けた
選出時の会見で松葉は「理想は3球でスリーアウト
球数が多くなったとしても9球で」と語っていたが、彼は3安打を許しながらも、最初のイニングを9球で終えることに成功した
その後の展開
3回の表には、太田(オリックス)と藤原(ロッテ)に連打を許し、頓宮(オリックス)にこの日最速の140キロの球を打たれ、左翼越えに3ランホームランを許したそれでも松葉は、村林(楽天)、レイエス、渡部聖を凡打に抑え、「堂々とストライクゾーンで」と意気込み通り、真っ向勝負を貫いた
松葉投手のオールスターゲーム初登板は、多くのファンにとって期待がかかる瞬間だった。しかし、失点はあったものの、彼の冷静な投球術はその後の展開においても重要だった。オールスターの舞台での経験は今後にどのように生かされるのか、今後の彼の成長に注目したい。
キーワード解説
- オールスターゲームとは?: MLBや日本のプロ野球で行われる、リーグ別の全スター選手が集まる特別な試合のこと。ファン投票で選ばれた選手たちが、普段のリーグ戦とは異なる環境でプレーする。
- ストライクゾーンとは?: 投手が投げるボールが打者の身体の高さで、バッターボックスの前で「ストライク」と判断される範囲のこと。これは打者にとっても、投手にとっても重要な要素であり、ゲームの流れが大きく変わる要因となる。

