野球殿堂入り表彰式で岩瀬仁紀氏が思い出を語る

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野球殿堂入り表彰式が京セラドームで開催

2025年7月23日、京セラドーム大阪では、プロ野球ファンが待ちに待った「マイナビオールスターゲーム」の第1戦が行われ、その前に今年の野球殿堂入りの表彰式が執り行われました

今年は元中日の岩瀬仁紀氏と元阪神の掛布雅之氏が競技者表彰として殿堂入りし、特別表彰を受けた元審判員の富沢宏哉氏の代理が行われました

岩瀬仁紀氏の受賞スピーチ

岩瀬氏は、全セ・リーグの監督である巨人の阿部慎之助氏から花束を受け取った際、「阿部監督は入ってきた時から戦わなければいけない相手でした

向こうは強打者で置いて、こちらは抑えとしての役割を担ってきた」と振り返り、名勝負を交わしてきた相手であることを強調しました

また、当時の思い出として、2014年7月26日の巨人との試合で通算400セーブを達成した時のエピソードを懐かしそうに語り、「やっぱり2人でコケていたな」と短いエピソードで会場を和ませる一幕もありました

懐かしい瞬間を振り返る番組内容

表彰式中に流されたVTRでは、岩瀬氏が阿部選手を最後の打者に抑えたシーンが映し出されました

スライダーでの空振り三振を記録したこの瞬間には、球場全体から思わず笑顔がこぼれました

岩瀬氏と阿部氏の軽妙なトークによって、互いの素晴らしい野球人生を称える場となりました

他の表彰内容について
今年、特別表彰を受けた富沢宏哉氏は、後輩の友寄正人氏が代理出席し、堂々とその栄誉を受ける姿が印象的でした

また、イチロー氏の表彰式は8月31日に名古屋で開催される予定で、多くのファンがその日を心待ちにしていることが予想されます

今回の野球殿堂入り表彰式は、岩瀬仁紀氏が自身の選手生活を振り返る良い機会となった。阿部慎之助監督との懐かしいやり取りも印象深く、現役時代の記憶が蘇る瞬間となった。これからも野球の魅力を次世代に伝えていくことが重要だ。
キーワード解説

  • 野球殿堂とは? プロ野球の発展に寄与した選手や関係者を称える、名誉ある制度です。
  • セーブとは? 投手が試合終了時にランナーを得点圏に進めることなく試合を終えた場合に付与される記録です。

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