全パの北山亘基投手、自己最速157キロで敢闘選手賞を受賞
2025年7月23日、京セラドーム大阪で行われたマイナビオールスターゲームで、全パの日本ハム北山亘基選手(26)が見事な投球を披露し、敢闘選手賞を受賞した北山投手は6回から4番手として登板し、2回無安打無失点という素晴らしい成績を残した
彼は、対戦相手である全セの阪神・佐藤輝選手との対戦に意欲を見せ、自己最速の157キロ直球を投げ込むことで、そのパワーを示した
三振を奪うことはできなかったが、新庄監督からの指令「全員三振」を果たすことができなかったことも、彼にとっての一つの経験となった
登板後、北山選手は「160キロは出なかった」と反省の思いを語った
6回からの登板で、先頭打者のDeNA・牧選手に154キロを計測し、続く阪神・森下選手にも同様のスピードを記録した
自らのピッチングスタイルを模索する中、対戦を楽しみにしていた佐藤輝選手に対して、初球から155キロ直球を投げ込み、5球目には自己最速の157キロを計測した
この速度は、昨年のオープン戦でも記録したが、圧巻なのはこの舞台での達成である
北山選手は、京産大OBとして近大OBの佐藤輝選手と過去に対戦した経験があり、オープン戦などでの対戦を振り返りながら「また彼と再び対戦する機会があったら、もっと成長した姿を見せたい」と意気込む
この試合では7回も3者凡退に抑え、敢闘選手賞を受賞した北山選手は賞金100万円を手に入れた
新庄監督からの指令を果たせなかったことに対しては「外野フライで抑えることができたので、ある意味応えたのでは」と和やかな表情で語った
夢の160キロに向けて「まだまだトレーニング不足だ」と、今後の課題を胸に後半戦に臨むことを誓った
北山選手の活躍は、プロ野球ファンにとっても感動的な瞬間でした。自己最高の157キロを記録しつつも、課題を感じる姿勢が印象深く、新たな目標に向けた意欲も感じられました。未来に向けた明るい展望が期待されます。
キーワード解説
- 敢闘選手賞とは? 試合や大会で優れた活躍をした選手に贈られる賞のことです。
- 三振とは? バッターが打席で3度、投手が投げたボールを打てずにアウトになることです。
- 球速とは? 投手が投げるボールの速さを表すもので、一般的にキロメートル毎時(km/h)で表記されます。

