新庄剛志監督、オールスターでのホームスチール成功を断念

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2025年7月23日、京セラドーム大阪にて開催された「マイナビオールスターゲーム2025」では、全パが全セを5-1で下し、第1戦の熱戦が繰り広げられた

試合後、日本ハムの新庄剛志監督(53)が自らの伝説的なホームスチール再現を試みたが、残念ながら断念した理由を明かした

特注サングラスでのサイン出し

新庄監督は今回、約160万円で特注した「電光掲示サングラス」を使用し、三塁コーチとしてスクイズのサインを出した

スクイズとは、ランナーがスタートすると同時にバッターがボールをバントして走者がホームに生還する作戦だが、残念ながらこの作戦は失敗に終わった

ホームスチールの計画

その後、2死三塁の状況に対し、新庄監督はソフトバンクの走者、周東に「捕手の動きを見ておいて」と指示した

しかし、周東によると、新庄監督は1球で「無理だ」と判断したという

警戒する甲斐選手

新庄監督がホームスチールを狙う中、捕手の甲斐選手が周東の動きを慎重に見極めており、ボールを投手へ返球する際にも目を離さなかった

この高い警戒心が、21年ぶりの球宴単独本盗を阻止した要因となった

新庄監督は「甲斐君が、しっかり見てましたね」と苦笑し、計画が失敗に終わったことを軽く受け流した

新庄剛志監督のオールスターゲームでの挑戦は、プロ野球ファンにとって非常に刺激的です。しかし、それに対する警戒心も大きく、甲斐選手の冷静な対応が今回の成功を阻んだことがよくわかります。新庄監督の今後の挑戦にも期待したいところです。
キーワード解説

  • ホームスチールとは?走者がリードを取っている時に、投手がボールを投げる瞬間にホームに滑り込んで得点を狙う大胆なプレーのことです。
  • スクイズとは?ランナーがスタートすると同時にバッターがバントをして走者がホームに生還する攻撃の戦術の一つです。
  • 電光掲示サングラスとは?サングラスに装備されたLED表示により、サインを視覚的に伝えるための特注のアイテムです。

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