東大阪大柏原、12年ぶりの4強入りを果たす!関大第一戦を制す

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◆第107回全国高校野球選手権大阪大会▽準々決勝 東大阪大柏原3―2関大第一(24日・GOSANDO南港) 大阪大会の準々決勝で、東大阪大柏原が関大第一を1点差で制し、2013年以来の4強入りを決めた

次の対戦相手は、26日の準決勝で対戦する東海大大阪仰星となる

この試合のポイントは、元読売ジャイアンツ選手で現監督の土井健大(36)の戦略だった

特に、3回1死二塁の場面で、今大会で3本塁打を放っている松本颯人三塁手(3年)を申告敬遠する決断を下した

土井監督は「好きではないが勝利に徹して、相手チームを力ませる」と述べ、続けてエースの川崎龍輝(3年)が三振や遊ゴロを奪い、ピンチを脱した

また、4回にも2死二塁の場面で1番打者に対して申告敬遠をし、遊ゴロで打ち取るという冷静な判断を見せた

5回以降は3人による継投で逃げ切り、東大阪大柏原は見事な勝利を収めた

土井監督は、自身も履正社時代の2006年に選手としてセンバツに出場した経験がある

監督としては「選手たちは気持ちを出す必要があるが、冷静に判断することも大事」と語り、チーム全体の結束を重視した指導方針で選手たちを導いている

89年生まれの土井監督は、「年男」という特別な意味を持つ年であることを意識し、チームに明るい雰囲気をもたらしている

「甲子園に行かせたい」という思いを強く持ちながら、選手たちへの期待を高めている

この試合では土井監督の冷静な戦略が光りました。特に申告敬遠を用いることで、相手の主力打者を封じ込める策が功を奏しました。また、選手たちもその指導を受け入れ、互いに支え合う姿勢が見られました。今後の試合でもこのチームワークが重要になってくるでしょう。
キーワード解説

  • 申告敬遠とは?: 投手と捕手が協議し、特定の打者を意図的に歩かせる戦術のこと。
  • 3人の継投とは?: 一人の投手が試合の中で交代しながら続けて投げる形式で、チームの投手陣を利活用する戦略。
  • エースとは?: チームで最も実力のある投手のことを指し、通常は試合の重要な局面でマウンドに上がる。

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