坂本選手は、4月と5月に打撃不振に陥り、ファーム調整を余儀なくされる事態に陥ったが、その後の調整が実を結び、スタメンとしての地位を取り戻した
打撃不振とその後の復活
プロ19年目を迎えた坂本選手は、若干の衰えを指摘される中、「何かを変えないといけないのか、打撃メカニクスがずれているのか悩みが続いた」と語るその後、走り込みやウエイトトレーニングに取り組み、約2週間試合から離れ練習に注力した結果、6月10日に再び一軍に昇格した
交流戦の活躍
復帰後の初試合、6月11日のソフトバンク戦では、いきなり第1打席で3点適時二塁打を放ち注目を集めたその後も調子を取り戻し、6月24日のロッテ戦では、待望の1号ソロ本塁打を放つなど交流戦での猛打賞は記憶に新しい
交流戦での成績
| 試合日 | 対戦相手 | 成績 |
|---|---|---|
| 6月11日 | ソフトバンク | 3点適時二塁打 |
| 6月24日 | ロッテ | 1号ソロ本塁打 |
四番打者としての覚悟
7月9日から中日戦で四番に座り、11日のDeNA戦では延長戦で決勝の2号ソロを打つなど、重要な役割を果たす「四番を打つ自信はないが、みんなでつないで頑張っていく」と仲間を鼓舞する姿勢も際立っている
これらの活動により、背番号6の坂本選手の復調が読売ジャイアンツの浮上の鍵となりつつある
坂本選手の復活はチームにとって非常に意義深い出来事です。前半戦の苦しい時期を乗り越え、選手一人一人が復調することで、チーム全体の勢いが増すことが期待されます。
キーワード解説
- 打撃不振とは？：選手が一定期間、打撃成績が低迷している状態を指します。
- ファーム調整とは？：一軍での出場機会が減った選手が、育成リーグや二軍で調整を行うことです。
- ウエイト・トレーニングとは？：筋力を向上させるために行うトレーニングで、筋肉量の増加に寄与します。
- 交流戦とは？：日本のプロ野球で行われる、セ・リーグとパ・リーグの対抗戦のことを指します。
