巨人の育成・花田侑樹投手、快投で新たな成長を証明

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◆プロアマ交流戦 巨人3軍1―0バイタルネット(25日・Gタウン) 巨人の育成選手である花田侑樹投手が、プロアマ交流戦で素晴らしいピッチングを披露した

花田投手は先発として登板し、プロ入り後最長の6回を投げ抜き、相手にたった1安打を許すのみで無失点を達成した

試合後、彼は「テンポ良くストライク先行で投げられたので、いい結果になったと思う」と振り返り、5つの三振を奪い、わずか72球で投げ切った

花田投手は、2021年のドラフト7位で入団した右腕で、2022年11月に右肘関節のクリーニング手術を受け、2023年からは育成契約を結んだ

同年10月には、より複雑な手術である右肘内側側副じん帯再建術、通称トミー・ジョン手術(TJ手術)を受け、昨シーズンは実戦登板の機会がなかった

復帰の兆しを見せた今季は、春季キャンプの紅白戦で実戦復帰を果たし、3軍戦には13試合登板、計44回1/3を投げて3勝1敗、防御率2.64という好成績を記録している

また、花田選手にとって大きな刺激を与える存在が、同じく昨年4月にTJ手術を受けた同級生の代木大和投手である

花田選手は「彼の方がスピードも速く、体も大きい」と述べ、食事の時間を共に過ごし、体のスケールアップを目指していることを明かした

「しっかりウェートして飯を食え」と言われ、一緒に食べることで互いに高め合おうとしている

花田投手の自己最速は149キロであり、代木投手の最速155キロに対抗心を燃やす姿勢が感じられる

友でもありライバルでもある彼らは、本拠地・東京ドームのマウンドを目指して切磋琢磨している

花田侑樹投手の快投は、リハビリから復帰したばかりの選手にとって特に意義深いものです。彼は難しい状況を乗り越え、仲間と共に進む中で、自己成長を達成しています。友でありライバルである代木投手との関係も、さらなる成長への刺激となることでしょう。また、現在のプロ野球界で必要とされる投手育成の重要性も示しています。
キーワード解説

  • トミー・ジョン手術とは?肘の内側にあるじん帯を再建する手術で、投球による怪我が多い野球選手が言及します。
  • 防御率とは?投手が投げたイニング数に対する自責点の割合を示したもので、数字が低いほど優れたピッチングを意味します。

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