リーグ戦再開を控え、高津臣吾監督(56)は練習に臨む選手たちを見つめながら、後半戦の重要性を強調した
「前半の83試合よりも残りの60試合の方が大事だと思うし、83試合よりいい試合をしたいという気持ちが強い」と話し、選手たちに勝利への意欲を伝えた
この前半戦、ヤクルトは主力選手の故障に苦しみ、成績は28勝50敗5分けとリーグ最下位に沈んでいる
5位の広島とのゲーム差は7.5と大きく開いているが、高津監督は「数字は見ていない
勝ちたいという気持ちが強い」と真剣な表情で語る
監督は「今日勝ちたい」との思いを選手たちに伝え、一戦必勝の姿勢を強調した
また、前半戦を4連勝で終えたことについては、「ここで一つ区切りがついた
いいスタートを切りたい」と新たな決意を示した
村上選手や長岡選手の1軍復帰も近づいているものの、投打ともに主戦力が揃わない厳しい状況が続いている
高津監督は選手たちに「接続の重要性」を訴え、打者には小さなチャンスをものにして1点ずつ獲得すること、投手には先発投手から次の投手へどうつなぐかが大切であると強調した
ヤクルトの高津監督が後半戦に向けた強い意気込みを示したことは、選手たちにとって大きな励みとなるだろう。また、チームが直面している逆境に対しても、監督の明確なビジョンが少しでも光明を与えることを期待したい。
キーワード解説
- 高津監督とは?:東京ヤクルトスワローズの監督で、選手たちの成長を促す指導者として知られています。
- リーグ戦とは?:プロ野球における公式戦で、チームがシーズン中に各他チームと対戦し、順位を争います。
- 接続の重要性とは?:野球において、攻撃や守備の際にチーム全体で連携を深めることで、勝利を目指すという考え方です。

