男子1500mの決勝では、山梨学院のフェリックス・ムティアニ選手が2連覇を飾り、遂に22年ぶりに大会新記録となる3分39秒20をマークした
ムティアニ選手は、決勝レースの中で見事なパフォーマンスを披露し、記録更新を果たした
男子1500m決勝の展開
このレースでは、タイムレースの決勝として最終組が競り合う形式が採用された競技者たちは、予選での資格記録順に4組に分かれてレースを行った
最終組の中で、特に注目されたのは前回優勝のムティアニ選手であり、彼は序盤から積極的にトップに立つと、400mを58秒というハイペースで通過した
ムティアニ選手の力強い走り
ムティアニ選手は800m地点を1分58秒で通過し、その後も速いペースを維持したこの段階ですでに、背後には新妻遼己選手(西脇工3・兵庫)や吉田星選手(東海大札幌2・北海道)などがついており、レースは長いストレートとカーブを活かした接戦が繰り広げられた
ラストスパートの勝負
残り1周となり、ムティアニ選手が再びペースを上げると、新妻選手がただ一人彼に食らいつく最終直線でムティアニ選手がラストスパートをかけ、ゴールラインを駆け抜けることで、見事な勝利を収めた
この瞬間、新妻選手も2位で入賞し、高校歴代3位の優れた記録(3分40秒83)を残した
驚異の記録と他選手の健闘
3着には山本聖也選手(高知農3)が入り、こちらも高校歴代5位となる3分42秒05を記録続いて、吉田星選手が3分42秒27(高校歴代7位)、小林環選手が3分43秒50(高校歴代9位)と、上位7選手がすべて3分44秒を切る高レベルのレースとなった
高校総体の男子1500m決勝でムティアニ選手が素晴らしい走りを見せ、22年ぶりの大会新記録を達成し、2連覇を果たしました。このような高レベルの競技では、他の選手たちも優れたタイムを記録し、それぞれが記録更新を目指す姿勢が見受けられました。
キーワード解説
- 男子1500mとは?陸上競技の中で横たわる距離を走る種目の一つで、選手は1500メートルをできるだけ速く走り切ることを競います。
- 大会新記録とは?これまでの大会で最も優れた記録を意味し、新たに設定された記録は、他の選手によって打ち破られるまでその地位を保持します。
- ラストスパートとは?レースの最後の部分で選手が加速し、順位を上げようとする動作のことを指します。また、選手の持久力やスピードの限界を試される瞬間でもあります。

