崇徳、49年ぶり甲子園出場ならず 広陵との決勝で逆転負け

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 2025年7月26日、高校野球広島大会の決勝戦が電光石火きんさいスタジアム三次で行われ、崇徳が広陵に2-1で惜敗し、49年ぶりの夏の甲子園出場を逃した

 この試合は緊迫した投手戦で、崇徳の徳丸凜空投手(2年)と広陵の堀田昴佑投手(3年)が先発マウンドに立ち、一進一退の攻防が続いた

試合が動いたのは7回表、崇徳が先制点を奪取した場面だ

試合の流れ

 崇徳は、先頭の松村皇成内野手(1年)が右翼線に二塁打を放ち、続く新村瑠聖捕手(2年)のバントが安打となり、無死で一、三塁のチャンスを作る

そして、4番の中島が中犠飛を打ち、先制点を奪った

 しかし、崇徳はその後の追加点を奪えず、試合は9回裏に突入する

広陵は、2死から徳丸投手が左越えの適時二塁打を浴び、同点となった

さらに、2死二塁から右前打を許しそうになったが、右翼手の好返球により、何とか勝ち越しを許さなかった

緊迫した終盤

 試合は延長戦に突入し、崇徳は無死満塁のチャンスを迎えたが、結局は得点につながらず、最少失点で切り抜けた

これに対し、広陵も粘り強いプレーを見せ、崇徳の攻撃を封じ込めた

試合が終わると、選手たちの目からは涙があふれ、特に130球を投げ続けた徳丸選手はベンチ前で崩れ落ち、悔しさを露わにした

観客の反応と選手たちの奮闘

 試合の終了後、観客からは惜しみない拍手が送られ、選手たちの奮闘に称賛が寄せられた

崇徳の選手たちは王者広陵に対抗し、全力を尽くした姿勢が光り、高校野球ファンの心を打つ試合となった

今回の試合は、崇徳高校の選手たちが懸命にプレーし、試合を通じて彼らの努力が光った内容でした。特に、徳丸投手の投球は素晴らしく、多くのファンの心を動かしました。試合後の涙は、彼らの悔しさと決意の表れでもあり、今後の彼らの成長を期待させるものでした。
キーワード解説

  • 甲子園とは?夏の高校野球の全国大会で、日本中の高校が参加します。
  • 逆転負けとは?試合の終盤でリードしていたチームが、相手に得点を奪われて負けることを指します。
  • 投手戦とは?両チームの投手が良い投球を見せ互いに得点を抑え合う試合のことを言います。

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