広島、逆転負けで連敗記録更新 – 森下選手の降板で試合の流れ変わる

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◆JERAセ・リーグ 広島1―5巨人(26日・マツダスタジアム) 広島は、逆転負けで後半戦初戦を落とした

開幕から6戦無敗だったマツダスタジアムでの巨人戦で今季初黒星を喫し、前半戦の悪い流れを断ち切ることはできなかった

これで今季4度目の4連敗となり、借金は8に膨らんだ

先発投手の森下は、7回途中で2失点に抑えたものの、昨季の自己ワーストを更新する11敗目(5勝)を喫した

試合が動いたのは、1―1の同点で迎えた7回のこと

森下は1死後、泉口に中前打を許した直後、右手にできた「マメ」と呼ばれる皮膚の刺激による痛みを訴え、そのまま降板した

急遽登板したリリーフの中崎は勝ち越し点を与え、その後もリリーフ陣が失点を重ねる結果となった

打線も、ファビアンが4回に放った約1か月ぶりの11号ソロの1点に終わった

監督のインタビュー

試合後の新井貴浩監督は、森下選手のアクシデントについて、「緊急ということで、難しさはあったと思います」と語った

また、河下投手からのトレーナー報告を待って次回の登板を考えることを示唆しつつ、「調子はあまりいい方じゃなかったと思うんだけど、粘って投げてくれたと思います」と労った

さらに、中崎選手の後にハーン選手へスイッチした理由を説明し、「そこをちょっと後ろにしてという感じかな」と今後の投手の起用法について述べた

ファビアン選手のホームランについては、「いいホームランだったし、内容も良くなってきていると思います」と評価したが、打線全体の低調さには「辛抱してやっていくしかないかな」と苦悩を見せた

選手たちのミーティング

試合前日には選手だけのミーティングが行われたことにも触れ、「選手の勝ちたいという気持ちは伝わって来ました」と強調した

ただし、結果はついてこなかった

今回の試合は広島にとって厳しい結果となった。先発の森下選手のアクシデントが影響し、リリーフ陣もついていけなかった印象だ。試合後の監督の発言からは選手たちの奮起を期待する様子が伺えたが、結果は伴わなかったことが残念である。
キーワード解説

  • マメとは?皮膚にできた小さな水ぶくれで、通常は摩擦や圧力によって引き起こされます。投手にとっては投球時の痛みとなることがあるため、早めの対処が求められます。
  • リリーフとは?試合中に先発投手を交代し、続けて投げる投手のことです。リリーフ投手は試合の流れを受け継ぎ、試合を締める役割を担います。

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