女子400mハードルでガードナ・レイチェル麻由が悲願のインターハイ優勝

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◇全国高校総体(インターハイ、7月25日~29日/広島・ホットスタッフフィールド広島)3日目、女子400mハードルにおいて、ガードナ・レイチェル麻由選手(法政二3年、神奈川)がタイムレース2組目で58秒16を記録し、見事に優勝を果たしました

彼女は「3年間ずっとこの舞台で勝つことが夢でした

言葉に表せないほどうれしいです」と喜びの声を語りました

レースでは、バックストレートでのスピードが思うように伸びず、特に最終ハードルの踏み切りに苦しむ場面もありました

しかし、勝利への強い意志を持ってフィニッシュラインに突き進み、その結果として今シーズンの高校ランク1位である59秒01を大幅に短縮する好タイムを叩き出しました

レイチェル選手は昨年10月から400mハードルを始めました

前回大会では七種競技で4位に入賞しており、顧問の野村忠信先生から「レイチェルならヨンパー(400mハードル)で日本一になれるよ」と励まされていました

また、高校の先輩である菊田響生選手(現在は法政大学)が昨年の大会で男子400mハードルを制し、400mとの2冠に輝いたのを見て、「400mハードルをやろう」と決意を固めました

今大会では400mの出場権もありましたが、「日本一を取るために、一番自信のあるヨンパーに絞る」として出場種目を1つに絞りました

南関東大会ではすべてハードル間を17歩で進めたものの、今大会では5台目まで16歩で走り、逆脚での踏み切りを取り入れました

「予選で逆脚のハードリングがうまくいけたので、不安なく決勝を迎えることができました」と自信を持って臨むことができたと述べています

中学時代には全中四種競技でランク1位を持ちながら3位に終わった経験を振り返り、「中3の時は勝てる自信がまったくありませんでしたが、今回は自信がありました

メンタル的にも成長しました」と語りました

今後は、神奈川県高校記録の57秒90を更新することを目指し、「将来も大学でヨンパーを続け、世界を目指したい」と意気込みを示しています

この大舞台での優勝が、彼女のさらなるステップアップのきっかけとなることでしょう

このニュースは、ガードナ・レイチェル麻由選手の成長と努力が実を結んだ瞬間を伝えています。中学時代の苦い経験を乗り越え、今では自信を持って400mハードルという難しい種目で頂点を目指している彼女の姿勢は、多くの若いアスリートにとって励みとなるでしょう。将来の夢に向けた挑戦も非常に楽しみです。
キーワード解説

  • ガードナ・レイチェル麻由とは?:彼女は日本の高校生アスリートで、最近のインターハイで女子400mハードルの優勝を成し遂げました。
  • 400mハードルとは?:400mハードルは、400メートルの距離の中にハードルが配置された競技で、選手はそのハードルを飛び越えながら走ります。
  • インターハイとは?:全国高校総体の略で、高校生アスリートたちが全国から集まり、各種目で競い合う大きなスポーツイベントです。

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