女子3000m決勝、ジェプコエチが連覇達成 日本人選手も健闘

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◇全国高校総体(インターハイ、7月25日~29日/広島・ホットスタッフフィールド広島)4日目広島インターハイの4日目に行われた女子3000m決勝では、倉敷3岡山のジャネット・ジェプコエチ選手が8分48秒23で見事2連覇を果たしました

これは、タイムレース形式で行われた決勝での結果で、彼女は2日目の1500mでも優勝しており、今回の勝利により2冠を達成しました

ジェプコエチ選手は前回大会でも同様に2種目制覇を達成しており、その実力の高さを証明しました

日本人最上位は立命館宇治3年の芦田和佳選手で、彼女は高校歴代7位となる8分59秒45を記録し、3位に入賞しました

インターハイでの日本人選手による8分台記録は、2016年の髙松智美ムセンビ選手、及び2017年の田中希実選手以来、8年ぶりの快挙です

レースは序盤からジェプコエチ選手と白鵬女学校2年のアカイ・メアリー選手が積極的に引っ張り、その後、芦田選手を含む日本人選手たちも追走する形となりました

1000mを2分55秒で通過したところでペースがやや緩まり、他の選手も追いつく状況になりましたが、1800m地点でジェプコエチ選手とメアリー選手が抜け出しました

2000mの通過タイムは6分00秒で、その後の最後の1周ではジェプコエチ選手が力強く振り切り、優勝を果たしました

レース後、芦田選手は「留学生に食らいつこうと思っていました

9分を切る目標を越えることができたのはうれしいです」と語り、さらに「3000mでは位置取りの悪さを修正できました」と自信を見せました

初出場のインターハイで両種目において上位入賞を果たした彼女は、「これからも一生懸命取り組んでいきたい」とさらなる成長を誓いました

今回のインターハイ女子3000mでは、ジェプコエチ選手が見事な走りを見せ、日本人選手も好成績を残しました。特に芦田選手は自身の目標を達成し、嬉しさを語る姿が印象的です。これからのさらなる成長が楽しみですし、インターハイという舞台での経験が彼女たちにとって貴重なものになることでしょう。
キーワード解説

  • インターハイとは?:全国高等学校体育大会(インターハイ)の略称で、各種目別に開催される日本の高校生スポーツの全国大会です。
  • 3000mとは?:長距離走の一種で、3,000メートルの距離を走るレースです。持久力とペース配分が試される競技です。
  • 記録とは?:競技において成績を数値化して表したもので、特に速さや技術を比較するための尺度となります。

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