阪神・小幡竜平、守備課題を指摘されるも無失点ピンチを切り抜ける
2025年7月29日、甲子園球場で行われたプロ野球セ・リーグの試合、阪神タイガース対広島東洋カープの第16戦では、阪神の内野手・小幡竜平選手(24)が注目を浴びました試合中に発生したエラーに関して、阪神OB会長の掛布雅之氏(70)とオーナー付顧問の岡田彰布氏(67)がMBSテレビ中継で解説を行い、守備の課題について語った
悪送球が招いた反省
試合の第7回に広島の先頭打者モンテロ選手が放った遊ゴロに対して、小幡選手は悪送球をしてしまいました掛布会長は「肩が強いため、その力に頼りすぎてフットワークを活かせていない」と指摘
肩の強さとは、強い送球能力を持つことで、守備の際に安心感をもたらしますが、その強さに依存することで別の技術が疎かになることを危惧しました
フットワークが成長のカギ
岡田顧問も「足が使えていない」と同意し、守備位置が木浪選手より前になっていることから、フットワークの重要性が増していると述べましたフットワークとは、選手が素早く動くための足の使い方であり、守備においてはとても重要な要素です
無失点のピンチを切り抜けた阪神
驚くべきことに、この回阪神は無死満塁の大ピンチに直面しながらも、代打・野間選手が打ったゴロで併殺を取るという無失点に抑える奮闘を見せました岡田顧問は広島ベンチが右打者を置いている中での左打者起用について「なぜその代打を選んだのか」と首をかしげ、代打の選択が失敗だったのではないかと疑問を呈しました
阪神の小幡選手は、若手として期待される存在ですが、今回のエラーからもわかるように、基礎技術の向上が必要です。守備位置を見直しフットワークを向上させることが、成長の鍵になるでしょう。また、試合を通じて見ることができた阪神の無失点ピンチの乗り越え方には、チーム全体の連携が非常に重要であることを再確認させられました。
キーワード解説
- フットワークとは?選手が素早く動くために必要な足の使い方で、守備や攻撃のプレースタイルに大きく影響を与える。
- エラーとは?野球においては、守備がミスを犯すことで相手チームに有利な状況をもたらす行為を指し、選手の信頼性を揺るがすことがある。
- 送球とは?野球で選手がボールを他の選手に渡す際の行為で、正確で弾力のある送球が求められる。

